1980 つらかった給食

文字数 555文字


私は好き嫌いはめちゃめちゃ多いという訳ではないですが、
普通レベルに苦手な食べ物はあります。

それまでの先生は給食を残す事には、
多少目をつぶってくれていましたが、
4年生の時の担任は絶対に許してくれませんでした。

私は肉の脂身が苦手で、あのブヨブヨした部分を食べると、
「おえっ」となってしまいます。

当時の学校給食に入っているお肉は、
脂身だらけでした。

周りはみんな食べ終わってさっさと遊びに行ってしまっても、
完食するまで先生は許してくれません。

そしてだいたい食べられなくて
座っているメンバーは決まっていて、
たまねぎが嫌いな黒木くんもいつも悲しそうに座っていました。

たまねぎもどこにでも入ってるよなーと同情しつつ・・。

確かに食べ物を粗末にすることは良くないし、
好き嫌いも克服したほうがいい。

でも、食べられないものを
無理やり食べさせられる苦痛は本当に辛く、
この頃は給食が嫌で学校を休みたいと思うようになりました。

そんな中でも好きなメニューはあり、
ソフト麺のミートソースだけは喜んで食べました。

おかわりをしに行くと、クラスの男子に
「あ! まみがおかわりしてる!!」と
珍しいものを見るように指をさされ、
でもそのくらい好きでした。

ソフト麺ミートソース、食べたいなぁ。

時々給食を再現したカフェとかあるけど、
当時と同じ味なんだろうか?

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み