1974 当時子供向けのアニメがいっぱいあった

文字数 1,020文字


妹が出来てアパートが手狭になったので、
我が家は引越しをする事になりました。

アパートと同じ市内に父の実家があり、
おじいちゃん家の敷地内に一軒家を建てました。

一階は台所と畳の居間、洋間の応接間があり、
二階は六畳くらいの畳の部屋二つと、
四畳半くらいの部屋と納戸がありました。

一階の全ての部屋の南側には掃き出し窓があり、
玄関はあったのですが、
父親以外はみんな台所か居間の掃き出し窓から
出入りしていました。

庭があって、春にはつつじが満開に、
秋にはザクロの実がなって、もいで食べたりしていました。

お風呂はホーロー製でバランス釜。
バランス釜は、カンカンとハンドルを回して釜に火をつけ、
お風呂を沸かします。

不思議なもので、
この家は床下浸水を何度もくらってしまった事もあって
私が20代の頃建て替えるのですが、
今でも夢に出て来る家は新しい家ではなくこの家なのです。

それだけ幼少期の記憶と言うものは
深く脳に刻み込まれるのでしょう。

このくらいの歳になると、テレビの記憶も鮮明です。

ハウス名作劇場(この頃はカルピス漫画劇場だったそうです)の
「アルプスの少女ハイジ」。
その前にもロッキーチャックという作品がありましたが、
世界の名作シリーズになったのはハイジが最初だったんですね。

少々脱線しますが、最近の「家庭教師のト○イ」のCMを見ると、
本当の作品を知らない子が見たらクララのキャラは
意地悪な子だと思っちゃうんじゃないかと懸念しています。

クララのために言いますが、クララは優しい良い子だよ!!

その後の名作劇場は、「フランダースの犬」、「母を訪ねて三千里』、
「あらいぐまラスカル」と続きます。

「魔女っ子メグちゃん」が可愛くて好きでしたね。
子供にとってはわりとセクシーなアニメで
(メグちゃんはなぜかスケスケのネグリジェを着ている)、
重めのテーマの回もあったような・・。

あと見ていたのは「小さなバイキングビッケ」
(この頃ビッケに似てると親に言われた・・)、
「みなしごハッチ」、「グレートマジンガー」、
「はじめ人間ギャートルズ」、
「てんとう虫の歌」、「カリメロ」

これらはこのエッセイを書くにあたって
1974年という年を調べてわかったのですが、
4歳でもこれらのアニメの記憶が鮮明に残っていて、驚きました。
もうちょっと大きくなってから見ていたものだと思っていました。

そしてこの頃は子供向けのアニメが
沢山テレビで放映されていましたねーー。
確かに子供がいっぱいいた時代だったもんなぁ。

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み