1973 妹が生まれる

文字数 579文字

オイルショックの年
(特にオイルショックについての記憶は無し)、
私が3歳になると、妹たち(双子)が生まれました。

妹が生まれる時に、
母方の祖母の家に預けられたのは覚えているのですが、
妹たちと初対面のシーンは全く覚えていません。
母のお腹が大きかった記憶もありません。(なぜだ)

後で聞いた話ですが、
妹たちの時は妊娠中毒症になったと言っていました。
いろいろ大変だったのかもしれません。

私はおばあちゃん家が大好きだったので、
預けられても全くもって寂しいとかはなかったです。

そして気がついた時には妹がいました。

不思議なんですけど、妹がいない時代の記憶もあるのですが、
わりと大きなイベントであろう妹の誕生時の記憶がない。

本当に謎です。

昭和の子育ては本当におおらかで、
私と母親二人で買い物に行くのですが、
妹たちが寝ている隙に二人をアパートに置いて出かけます。

そして買い物を済ませ、
アパートが見えるくらいまで戻って来ると、
妹がギャン泣きしている声が外まで聞こえて、
慌てて部屋に戻るなんて事もあったそうです。

妹が2歳くらいになった頃の事ですが、
私と母親が出かけて帰って来たら、
留守番をしていた妹たちが髪の毛切りごっこをしていて、
部屋中髪の毛だらけだったとか、ベープ(蚊取りマット)を
飴と間違えて舐めてたとか(よく大丈夫だったな・・)、
今じゃ考えられないくらいゆるい子育てでしたね。

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