ロミオとジュリエット~未来版2~
文字数 3,000文字
続き・・(大雑把プロット)
ひともんちゃくが終わった一方で、モンタギュー社の幹部社員、
そのために、あるパーティで腐りかけの牛肉を呂美夫に食べさせる、その牛肉はモンタギュー社の飼育した牛だった、これで問題を起こし、身内に被害が出れば門田牛社長も退陣だ・・・ふはははは(悪の笑いエコー付き)
-----という話で1エピソード
計画は成功し、食中毒を起こし病院のベッドで熱にうなされ生死をさまよう呂美夫、傍らによりそう樹里江
「ああ呂美夫さん、呂美夫さん、なぜあなたは呂美夫なの、あなたがこんな酷い目にあうなんて・・・わたしが・・必ず助けるわ」
そしてヒロイン樹里江は、キャブレット社のDNA組み換え技術を駆使して薬のような食品を開発する。それは神の
----という話でまた1エピソード。
樹里江の作った食品を食べ、呂美夫の命は助かる。そして新食品は『
---ということで、またまた1エピソード
時の人となった樹里江は海外からも注目される、会社の株は急上昇、モンタギュー家では跡取りが助かり、キャブレット家には強く出れず、提携をのむしかなかった。
★開発者の樹里江さんにインタビュー(世界中継)
リポーター「どうもーBBCNBです、今日は樹里江さんの開発された新食品について伺いたいのですがー?」(軽いノリで)
キッチンスタジオのテーブルに置いてある、納豆ゴハンセット、その後ろでエプロン姿でお玉を持って説明する樹里江(料理番組ふう)
樹里江「はーい、この『薬膳納豆ゴハン』は、あらゆる食品中毒症状を緩和・消失させる効能がありまーす、納豆のパワーよ。レシピは・・ナットウキナーゼのDNA配列の一部を
なぜか遠心分離機があるスタジオ。
樹里江「(ニコニコ顔)・・というわけで、お腹が痛くなっても
あっ、そうそう、「反・遺伝子組み換え食品団体」のような人とNPO、原理主義者、天然自然食崇拝者、○○宗教、の方々には食べてほしくないわ、てか食べないでしょうけど。
その人たちは「頃名ワクチン」も打っちゃダメよ、そのままたひればイイと思うの。
だってー、同じ理論で作っているのですもの~、当然打たないわよね、よね、よね・・
樹里江からの、お・ね・が・い、でした。それじゃあチャオ~(イタリア語)
リポーター「えーっと(汗)げ、現場からは以上です・・」
沈黙するスタジオ、黙り込むコメンテーター、あたふたする司会・・・
司会「き、
CM時間でもないのに切り替わるテレビ
上に書いてあるレシピは事実であり、『人工合成遺伝子によるmRNAワクチン技術』が世界で初めて実用化されたケースがコロナワクチン(ファイザーとモデルナ)なのだ。この技術がなければ、ワクチン製造は、あれほど短期間にはできなかった、それで数億の人類が助かったのだ。遺伝子組み換え反対派はワクチン打つなよ!!
しかし2社の提携は良い方向に受け取られ、麹と納豆の組み合わせは宇宙でも健康維持できそうだ、ということでJAXAとNASAからも発注がきた。おかげで2社とも株は連日ストップ高、食品業界は学生の就職志望1位となる。
会社の高層ビル、社長室の窓から外を
門田牛社長(キャブレット社との対立より提携か・・・うーむむむ・・だが火星航路と月面基地に販路拡大、シェア独占・・・フフフ、悪くはない)
樹里江(わたしと呂美夫さんとが結婚して会社も合併すれば、2世代目くらいには業界世界5位内にくいこめるわ、カーギルを超えるのも夢じゃない、ホホホホ・・・)
利害は一致した
「では、締めようか、樹里江よ・・」
「そうですわね、お
2人は手を前に出し、親指と人差し指で
「わーははは・・」
と笑いあう2人、両家もこれならば大丈夫だろう、めでたしめでたし。
(あのーさあ、ボク・・ひょっとしてハブにされてる?)
「おーい・・僕の立場は?食中毒から回復したのに、お~いぃぃ・・」
地上で、むなしく叫ぶ呂美夫であった。
~終劇~
細かいことは気にするな、読ませればいいんだ、読ませりゃあ。
たしか浦島太郎も、かぐや姫も、シンデレラも今と昔とじゃ違うらしいぞ?シンデレラはペロー版とグリム版(怖い方)では内容も違う、それらの絵本もマンガも見た記憶がない。
だから穴場だぞ!
土台にしてアレンジさせて何か作ってみろよ、これが創作方法の一つさ。
ちなみにスターウォーズはお姫様を助けるために、無頼漢たちが活躍する話だ、舞台が宇宙ってだけだが、どう見ても「隠し砦の三悪人」なのだが、黒沢映画をリスペクトしているというのはルーカス監督も認める事実なんだよ。