先輩と手相
文字数 2,335文字
ここは神の世界にある、隠れ家的なお店『女神Bar』である・・・だよなあ
スマホを見ながら、カウンターで語り合っている黒服の男と直さん
かれらは、いったい何を喋っているのだろうか?
[注:↑わからない言葉(赤字)はググってください]
中継だって、神実況と合わせると、もの凄い効果だ!
トクトク・・と一升瓶から日本酒を注ぐ直さん
コップ酒をあおる黒服の男
カウンターの
黙ってグラスを磨いている、バッカス神
右手でハイタッチして飲む2人
♪ズキュンドキュン走り出し~(ふっふー)
女神が鎌出に耳打ちする
PPPPPPP....
と、その時、先輩の携帯が鳴った。着信表示を見て、急いで取った先輩は店のすみに行く
カウンターの端の玄関近くで、バッカスが声をかけた
自分の知っている人間界のオーラというか空間とは、どうも違和感を感じるんです。
人間はそう簡単には、
カランカラン・・バタン (出てゆく先輩)
カウンターの端では、いつもの3人の騒ぎが始まっていた。
ほんの少しの変節が、のちに大きく変化する切っ掛けになることがある。
シンバシの長い夜は、まだ終わらない・・・
~つづく~