本気? それとも天然?
文字数 449文字
「輝羽。よくやったわね。」
「ああ。我 が娘 ながら 立派だった。」
「私たちは、本当に幸せね。
あんな素晴らしい娘に恵まれて。」
「ああ。」
「もう一度、皇帝陛下にお逢いしたいわ~。
あんなステキな方、きっと どこを探しても
見つからないわよ。
『麗ら』さまがうらやまし~い~。」
「君は、私が傷つくようなことを あっけら
かんと言うところがあるんだよな。」
「あ~ら。
私は、ただ正直に 思ったことを言った
だけよ。
どちらにしろ、相手は 人間じゃないし。
結ばれることはないわよ。」
「そうか?」
「あらっ、そうよ。」
「それも 当人同士次第だろ?」
「でも、たとえ陛下にプロポーズされても
私、首を縦には振らないわ。」
「どうして?
言ってること、矛盾してるんじゃないか?」
「してないわ。
やっぱり 導光さんが 一番好きよ。」
「は~~~?
君は いつもそうやって 私をからかうんだ
よな~。」
「からかってないわよ。
私は、いつも本気よ。」
「ああ、そうだよ。
君は、いつも 本気だよっ。」
「ああ。
「私たちは、本当に幸せね。
あんな素晴らしい娘に恵まれて。」
「ああ。」
「もう一度、皇帝陛下にお逢いしたいわ~。
あんなステキな方、きっと どこを探しても
見つからないわよ。
『麗ら』さまがうらやまし~い~。」
「君は、私が傷つくようなことを あっけら
かんと言うところがあるんだよな。」
「あ~ら。
私は、ただ正直に 思ったことを言った
だけよ。
どちらにしろ、相手は 人間じゃないし。
結ばれることはないわよ。」
「そうか?」
「あらっ、そうよ。」
「それも 当人同士次第だろ?」
「でも、たとえ陛下にプロポーズされても
私、首を縦には振らないわ。」
「どうして?
言ってること、矛盾してるんじゃないか?」
「してないわ。
やっぱり 導光さんが 一番好きよ。」
「は~~~?
君は いつもそうやって 私をからかうんだ
よな~。」
「からかってないわよ。
私は、いつも本気よ。」
「ああ、そうだよ。
君は、いつも 本気だよっ。」
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