第10話:テロと房総へ海水浴

文字数 1,724文字

 凧揚げ大会、終了する前に、帰り支度をして、15時前には、柏の自宅に帰って来た。その後、夏休みとなり、房総の九十九里の片貝海岸へ車で、海水浴に出かけた。朝9時に出発し、10時半に到着し、準備運動後、11時頃から海に入った。

 最初、冷たく感じたが、慣れてくると気持ち良い。その後、昼過ぎ、作ってきた弁当を食べた。一休みし13時から再び、泳ぎ始め14時半、海水パンツから着替えて帰り支度を整え出発し16時すぎには、柏の自宅に帰った。このシーズンは、2回、九十九里の片貝海岸へ海水浴に出かけた。

 今日の海水浴の感想を薫子と勝男が、語った。それによると、思ったよりも波が高くて、ちょっと怖かったと薫子が、語り、勝男は、海は、水が冷たくて気持ちがいいと感想を話した。そして、また連れて行ってと言われた。そのため、翌週、もう1回、片貝海水浴場に泳ぎに出かけた。

 その後、9月となり休みの日に、常磐線に乗って、家族4人で、秋葉原へ出かけた。すると勝男は、パソコン売り場を見て「スゲー」を連発し、多くのパソコンを興味深げに見ていた。その後、牛肉の美味しい「肉の万世」に入り昼食を食べた。これには、奥さんも子供たちも喜んでくれた。

 確かに美味い牛肉に感激した。如月夫妻は、ビールを飲んで歓談した。その後、父が、面白い所へ行こうと言った。そこは、大型電気店の視聴室で、そこに入り、ヨーロッパの素敵な音楽を子供たちに聞かせた。すると奥さんが、モールモーリアの素敵な曲ねと言い、うっとり聞き入った。

 勝男と薫子もステレオの音が良いねと言い喜んでくれた。そして、家にもステレオセット買ってくれよと薫子と勝男が、訴えた。それに対し良い成績を取ったら考えると父が、答えた。しかし、翌週、ステレオセットと欧州のサンウンドトラックのレコードが、自宅に送られてきた。

 これを見た奥さんと子供たちが大喜び。子供たちが、帰って来ると音楽をかけ楽しんだ。ところで、このステレオセット高いのでしょと勝男が聞くの10万円以上するよと言うと、そんなに高いのと驚いた。でも、音楽って気持ち良いねと、子供達が、ませたこと言うので、大人達は笑顔になった。

 やがて、秋も深まり11月、やがて12月となって、24日クリスマスケーキを買ってきて、自宅でクリスマスパーティーを開催した。家族で、ケーキと鳥の丸焼きと共に食べ子供たちはコーラで、大人たちは、ビールで、それぞれ乾杯。お腹いっぱい食べてから寝た。

 そうして2007年を迎えた。1月に大手菓子メーカーの不二家が消費期限切れ牛乳を使用してシュークリームを作っていたことが発覚。洋菓子製造・販売の長期休止を余儀なくされ創業家一族の社長が引責辞任した。

 その後も、北海道の食品加工卸会社ミートホープのひき肉偽装事件。人気土産「白い恋人」の賞味期限改ざん、伊勢の老舗和菓子屋・赤福の製造年月日改ざんなどと不祥事は全国で後を絶たず、日本人の食への信頼が大きく揺らいだ。

 そして4月には、薫子が、小学校に入学し幼稚園の友達と小学校に出かけた。今年は、茨城県でも屈指の桜の名所、福岡堰の桜の桜開花を見に行き、多くの記念写真と家族写真を取ってきた。ここは、小貝川と堰から流れる用水の間の堤。

 多くの桜「ソメイヨシノ」が、2キロ近くにわたって延び、開花期だったので、見事な景観を作りていた。茨城県内でも有数の桜の名所となっている。 春には開花に合わせて「福岡堰・桜まつり」が開催され、県内はもちろん県外からも多くの花見客が訪れる様だ。

 その後、帰りの途中でレストランに入り昼食を食べて15時前に自宅に帰って来た。7月16日、10時13分、新潟県中越沖でマグニチュード6.8の地震が発生。柏崎市などで最大震度6強の揺れを記録し計11人が死亡。2千人以上が重軽傷を負い建物の全壊も約1200棟に上った。

 震源地から約16キロ離れた東京電力柏崎刈羽原発でも原子炉が緊急停止。変圧器火災や微量の放射能漏れのトラブルが発生。原子炉本体に大きな異常はなかったが、建屋や消火配管、タービンなど広範囲に損傷があった。自衛消防組織の不備や情報伝達の不手際、断層の過小評価などの問題も露呈。
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