第32話:ウイルス感染拡大と諸問題

文字数 1,621文字

 2021年1月20日、アメリカ合衆国、前年11月3日の大統領選挙で、選挙人の過半数を獲得したジョー・バイデン「民主党」が、46代目のアメリカ大統領に就任。27日ジョンズ・ホプキンズ大学の集計で新型コロナの感染者が世界全体で1億人を超えた。

 国別ではアメリカが、2543万人、インドが、約1068万人、ブラジルが、約893万、ロシアが、372万人と変異株が、猛威を振るうイギリス、約370万人が僅差。死者数も世界全体で、15万人を超えた。国別で多いのは、アメリカの約43万人、ブラジルが約22万人。

 インドが、約15万となった。その他、2月1日ミャンマー軍が軍事クーデターで政権を掌握した。13日、アメリカ合衆国連邦政府は、記録的な大寒波の影響で、テキサス州電力危機が発生した。そのため多数の死者が出ているテキサス州を対象とする非常事態宣言を発令。

 一方、2021年2月20日、証券会社の担当者からS&P500の価格が37650円と聞き、如月が、1500株成り行き売りを指示。その結果、税引き後利益が5263万円となり残金合計が8224円となった。

 3月23日、エジプト・スエズ運河で日本の正栄汽船が保有し台湾の長栄海運が運用するコンテナ船が、座礁。スエズ運河を他の大型船が、航行できなくなり待機する大事件が起こった。山形村では、4月~6月末までに新たに4棟の12室のアパートを2億円で建設する契約を結び工事が、始まった。

 2021年5月のゴールデン・ウイーク後にコロナ・ウイルスのワクチン接種が本格化し6月には政府目標の1日百万回接種に到達。しかし接種の進んでいるでは、接種率が進んでいるのにもかかわらず、感染が再拡大する事例が、増加中。

 また、間違いなく、新型コロナのワクチン接種が進んでいる国と進んでいない国の間で感染拡大に差が出ている。最も早くから接種を開始したイギリス、ヨーロッパ諸国やイスラエル、アメリカ、カナダなどでは接種が進み、ピーク時に比べると新規感染者数は大きく減少。

 一方、接種が進んでいないブラジル、アルゼンチン、インドネシアなどでは、新規感染拡大の勢いが止まらない。ワクチン接種を進めて早期に集団免疫を確立させる事により感染を収束させる。この戦略のため接種を進めている。

 日本でもワクチン接種をコロナ対策の「切り札」と考え国、地方自治体を挙げて接種をした。しかし海外では、奇妙なニュースが報道された。それは、一部の国では、ワクチン接種が進んでいるのに感染が再拡大している報道だった。

 現在、ワクチン接種を加速させてる日本では、どう対処すべきか頭を抱えた。しかし人口1千万人以上で接種率が、4割を超えている国「ベルギー、カナダ、チリ、中国、チェコ、ドミニカ、フランス、ドイツ、ギリシャ、イタリア、オランダ、ポーランド、ポルトガル、スペイン。

 スウェーデン、イギリス、アメリカ」では感染拡大の勢いが、落ちつつある。アメリカでは、年始に猛烈な勢いで感染が拡大したが、接種が進み新規感染者がピーク時の10%に抑えられた。しかし、このうちチリ、ドミニカ、ポルトガル、イギリスでは、感染が再拡大。

 チリでは、接種率が、6割を超え2回の接種を完了者が半分、世界有数の接種先進国でも感染が再拡大。良く調べるとワクチンの7割以上が中国製であった。もう1つは、変異ウイルスとして感染力が従来のものより強力と言われるガンマ型「ブラジル型」が、拡大していた。

 中国製のものは、ワクチンの有効性が欧米メーカー製のものに比べて低いと以前から指摘されていた。ドミニカでも同様の現象がみられる。接種率が4割を超え、2回の接種を完了した人の割合も2割に達した。ここでも使われたワクチンの9割以上が中国製となっていた。

 そのため接種の有効性の問題の可能性が高いと見られた。ポルトガルは接種率が半分%を超え2回の接種を完了した人の割合も3割に達している。
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