第9話:わさび農場、松本城の後、帰宅

文字数 1,750文字

 デザートにもわさびソフトクリームをいただいた。大王わさび農場の広大なわさび田を巡った湧水は、蓼川に集まる。その蓼川でクリアボート体験ができると聞き川で、ボート遊びをすることに決めた。一番安全で、楽な、所要時間20分から蓼川で舟遊び。

 最初、蓼川を遡り、帰りは流れに任せて下ってくるコースを選んだ。みんなと協力してボートを漕がなくてはならないので、オールの使い方を教えてもらった。爽やかな笑顔のスタッフさんが、舵を取りながら「いっちにー、いっちにー」と明るく声をかけてくれ底まで透き通った川を動き出した。

 しかし、帰りは、川の流れでボートが、動くので靴を脱ぐ。そして、足を水に浸けながら川を下ってくることになる。澄んだ水は、冷たくてきもち良い。川側からの水車を見ることもできる。水が、太陽の光で本当にきらきら輝き、水面下には、白いかわいらしい花が咲き。

 トンボがたくさん飛んでいたりと自然に溶け込んだかのような気分で過ごした。そんな楽しい時間が過ぎるのは、早いものである。気が付くと、既に2時間以上たっていた。そこで、再び、車に乗り込み、松本市内へ帰っていった。到着すると17時となりホテルにチェックイン。

 その後、夕食を食べて風呂に入ってからビールを飲み21時すぎ、床に入った。翌朝、7時に起き、早めに朝食を食べチェックアウトして、9時にホテルを出た。その後、松本城公園の駐車場に行くと、もう半分以上、埋まっていた。降りて、

 混む前にと思い天守閣へ上ると階段の1段1段が、急で、汗びっしょりになりながら天守閣に登った。その疲れをいやす様に眼前には、素晴らしい、アルプスの絶景が、出迎えてくれた。息を整えるくらいの時間、一休みして、急階段を降りた。

 そして、近くの商店で、冷凍の信州おやきを購入し10時過ぎに松本城を出発して帰路についた。1時間くらいして諏訪パーキングエリアで降りて、諏訪湖とその向こうの八ヶ岳を眺めて、多くの写真を撮ってきた。そのサービスエリアには、温泉が。あったのには、驚かされた。

 また、車に乗り込み、出発して、諏訪を過ぎると長い下り坂になる。下り終わりしばらく行くと甲府盆地が現れてくる。さらに進み11時半頃、談合坂サ-ビスエリアで、昼食を食べて、広い敷地を少し歩いてから、出発して長いトンネルを過ぎるとノロノロ運転となり14時過ぎに柏の家に戻った。

 その後、バリ島で10月1日、レストランなど3カ所で爆発が発生し日本人を含む20人が命を落とした。11月9日、ヨルダン・アンマンのホテル3カ所で起きた同時爆弾テロで59人が死亡。その他、鳥のインフルエンザによる死者が東アジアで続出。

 12月までにベトナム、タイ、インドネシア、カンボジア、中国の5カ国で人への感染が確認された。死んだ鳥からは欧州でも高病原性ウイルスが検出されており、世界的な広がりを見せた。しかしテロもインフルエンザも日本では、影響がなかった。

 平和な日本にいられることを感謝。また進学塾の学生生徒20人のうち18人が、志望校に入学できた。この良い結果が出た事に、ひと安心した。今年は、口コミで進学塾の話が伝わり24名の希望者がいたが、先着20名までとした。

 こうして2006年が、明けた。2006年1月、企業買収で会社を急成長させと呼ばれたライブドア前社長堀江貴文被告が、逮捕された。同じ頃、元、経済産業省出身の投資家、村上世彰が、株価操作の疑いで検察が、捜査を開始した。

 豊富な自己資金で株を買い付け、「モノ言う株主」として知られた村上ファンド前代表の村上世彰被告が、一般投資家を欺いたとして逮捕された。1月には、殺到する注文に東証が対応できず取引全面停止という事態も起こった。

 2006年4月になり如月勝男は、中学2年になり柏の進学塾に入りたいと言いだし、父が、了解した。それを聞いて、妹の薫子も私も来年、行きたいというので、わかったと答えた。2006年5月の連休には、柏から車で45分で、野田市郊外の宝珠花の大凧祭りに出かけた。

 幸い良い天気で、大勢の人たちが詰めかけていたが、良い風に恵まれ、大凧が、つぎつぎに大空に舞い上がり、その姿は壮観であった。もちろん多くの写真を撮ってきたのは言うまでもない。
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