09.【Starry holiday(後編)】

文字数 6,813文字

 パーラーは既に混雑しているらしく、店内は何処を見渡してもかなり若い少年少女達──つまり、ビクトリア魔法学校の生徒達で一杯だった。メルボルン近郊の住人達は、片田舎に建つ古びた全寮制の学校を国際的な新興宗教の理念に沿った風変わりな学校だと信じて疑わず。ましてや彼らが魔法使いだなんて夢にも思っていない。週末になるとこぞって姿を現す彼らに、学校が出来た頃は疑念を抱いていた住人達もこの光景にはすっかり慣れしまったようだった。そんな中、店の片隅に異様な雰囲気を漂わせる少女が二人。言わずもがな柑菜とエイミーである。

tsuduri

わたくし、家で作られた料理や学食しか食べたことがありませんので、外で買った物を食べるだなんて新鮮ですわ。
そうか。あたしも満席状態の騒がしいパーラーで食う飯は新鮮だ。
まぁ!奇遇ですわね。
エイミーに皮肉は通じないらしい。これは、この数日間で柑菜が学んだエイミーについての特徴の一つであった。しかし、分かっていてもこの世間知らずには皮肉の一つも言いたくなるもので。絶対に一生分かり合えないだろうと思っていたらイライザの気持ちが、彼女には少し分かるような気がした。一日の多くの時間をエイミーと過ごしていたら、確かに気が狂いそうだ。


 エイミーは運ばれてきたハーフのサンドイッチを小さく一齧りする。所作に関しては流石お嬢様といったところか、育ちの良さが出ている。口に物を入れたまま喋るなんてことはまずしないので、食事に夢中になっている間だけは喋る機関銃であるエイミーもその鳴りを潜めていた。


 柑菜もエイミーに倣って、頼んだサンドイッチを一齧りする。お洒落で写真映えするというだけで人気なのかと思い敬遠していたが、サンドイッチはとても美味しい。パンはほんのりと甘く、ハムとチーズでレタスやトマトが挟まれているせいか、パンが野菜の水気でベタッとしているなどということもない。トマトの甘みが強く、チーズの塩分ともよくマッチしており。食材にこだわっているのだということがとてもよくわかった。量も多すぎず少なすぎず。朝食として食べるのであれば丁度いいくらいだ。もう少し静かならまた此処に来るのも悪くないかもしれない。

tsuduri

悪くないな。
えぇ、実家で食べていたサンドイッチよりも美味しいわ。
「気に入ってくれたみたいで嬉しいよ」


突然耳に入った第三者の声に、エイミーと柑菜は盛大に咽る。見てみればその声の正体は、この店のウェイターのようで。彼は接客に長けているのがすぐに見て分かるほど爽やかな笑みを二人に向けていた。


「この店に来るのは初めて。そうだろ?」

tsuduri

あぁ……。そうだけど。

「サンドイッチか。うーん、でもそれだけでうちの店の魅力を全て知った気でいるなら間違いってやつだよ。俺なら食後に紅茶を勧める」

tsuduri

紅茶?
「あぁ。店長の知り合いから直接買い付けてる本場インドの無農薬ダージリン茶葉を使ってる」

tsuduri

ふーん……。
売上の為に勧めているのだろう。柑菜にはそれが分かった為、相槌を打つのみでそれ以上のアクションは見せなかった。しかし、一方で世間知らずなエイミーに店側の魂胆が分かるはずもなく。「どう?」と詰め寄るウェイターに、彼女はしどろもどろになりながらも頷く。

tsuduri

で、では……。頂きますわ。
「よし来た!最高の一杯を入れてくるからね。君可愛いし、お茶菓子も少し付けてあげるよ」

tsuduri

まぁ、嬉しい!

流石、世間知らずお嬢様。店の魂胆などとは全く考えていないらしい。周りの席を見渡せば、同級生の女子達が皆一様に紅茶のカップを傾けていた。彼女らもあのウェイターにやられた口か。エイミーも彼の姿を目で追い、うっとりと頬を染めている。将来変な詐欺師に騙されるのではないかと少々心配になりつつ、柑菜は口端を引き攣らせるのであった。


 ウェイターのやり口にまんまと乗せられ、運ばれてきた紅茶を優雅に口にするエイミーは、カップを置くとふっと息をつく。

tsuduri

お友達と出掛けることがこんなに楽しいことだなんて、思いもしませんでしたわ。
まだ一軒目でそれは早くないか?
そうね……。これからまた楽しいことが待っていると思うと。ふふ、胸が震えて。
まぁ、週に一度の楽しみだもんな。たまにはこうやって羽目外すのもいいんじゃねーの?
週に一度、か……。この一日が終わってしまったら、また学校生活に戻りますのね……。
エイミーの声が少し沈んだことに気付いた柑菜は、携帯電話から視線をエイミーに移し首を傾げる。

tsuduri

学校が嫌なのか?
いいえ、そういうわけではありませんのよ。ただ……。わたくしは何故かイライザに嫌われているようで。それで、わたくしの嫌がるようなことばかりしてくるので我慢ならず仕返しすると、何故かわたくしばかり教授達に叱られますの。
なるほど。
またアイツか……。柑菜は苦い顔をした後、グラスの水を呷った。イライザ・コールマンは狡賢い女だ。成績は大して良くないのに、人が嫌がるようなことをする頭だけなら柑菜を優に超える。エイミーのようなバカ正直な人間では、彼女には太刀打ち出来ないだろう。かく言う自身も、彼女にはとても手を焼いた。中等部に上がると共にビクトリア魔法学校に編入した柑菜は、珍しい日本人の編入生であることと、日本人離れした神秘的な見た目により目立ってしまったことから、イライザに目を付けられていたのだ。尤も、彼女の嫌がらせは飽きてしまったのかたった数カ月で無くなってしまったけれど。未だにヤツの鼻を明かしてやれなかったことは後悔している。


 そこで柑菜は考えた。もしや、エイミーと手を組めばヤツをギャフンと言わせることが出来るのではないかと。柑菜に足りないのは、賢さの上の賢さだ。ある程度の地頭の良さはあっても、それではイライザに太刀打ちできなかった。柑菜の持ち味はその運動神経の良さだ。そしてエイミーは頭が良いらしい。らしいというのは、この情報が伝聞だからである。先日教師達が彼女の出したレポート課題を誉めそやしているのを偶然耳にしたのだ。


 つまり、柑菜とエイミーは二人で組めば最強のコンビになれるのではないか。柑菜はそう考えた。

tsuduri

最初に仕掛けてくるのはイライザですのに、いつもわたくしばかりが怒られるのよ。本当は抑えればいいことだと、わかってはいるのだけれど……。どうしても腹が立ってしまって。
……いいこと教えてやるよ。
これは好機。と言わんばかりに、柑菜はずずいと身を乗り出しエイミーに顔を近づける。そして小声で「もう少し顔寄せろ。他のヤツに聞こえるだろ」と、指でエイミーを手招きした。言われるままにエイミーも柑菜に顔を近づける。

tsuduri

いいこと?
抑えようとするから余計に頭に血が上るんだ。逆に考えてみろよ。
逆に考えるとは?
あぁ。イライザにだけ反撃出来るように集中するんだ。どういう攻撃が苦手で、どうしたらよりダメージを与えられるか。な、ワクワクするだろ?
……確かに。怒りを抑えようとするより楽かもしれませんわね。
エイミーは他人と関わった経験が少ない。それも敵対心を向けてくる者なら尚更である。故にあからさまな敵対心を向けられ嫌なことをされると、考えるより先に怒りなどの負の感情が出るのだろう。そして、その感情を抑えようとすればするほど我慢が出来ず。突然箍が外れ周りを見ず反撃してしまうのだ。

tsuduri

まぁ、怒りは抑えたほうがいいんだけどさ。でもあっちが悪いんだからこれに関しては考えなくていいだろ。正当防衛だ。
柑菜って凄いわ!わたくし勉強は出来る方ですが、そんな柔軟に考えることは出来ませんもの。もし今度イライザに攻撃されたら、彼女やその取り巻きにだけ効くような反撃が出来るように考えてみますわ。
悪戯ならあたしの専売特許だ。今度嫌がらせされたらあたしも一緒に反撃してやるよ。
まぁ……百人力ですわね!

これでエイミーを味方に引き込むことができれば、イライザだけでなくムカつく教員共にだってもっと面白い仕返しができるかもしれない。


柑菜は人知れずほくそ笑んだ。

tsuduri

じゃあ早速、使えそうなもんを見繕いに行くか。
あら!ゾンコですわね?
ゾンコ?
知りませんの?有名な魔法小説に出てくるいたずらグッズ専門店のことですわ。
すまないがその有名な魔法小説は読んだことが無いんだ。それに、この街にいたずらグッズ専門店なんてモンは無い。
故郷、日本の人間の店であれば少しはそういった物が置いてあるのかもしれないが。ノックすると電流が走るボールペンとか。魔力が篭っていない分、手練の魔法使いにも一目では見抜けないだろうし、普通の人間のいたずらグッズを取り入れてみるのもいいかもしれない。頭の隅で考えつつ、グラスを傾け最後の一口を飲み干した。エイミーも紅茶を飲みきったようだ。

tsuduri

じゃあ、そろそろ出るか。……おいマジかよ、まだ十二時過ぎだぞ。今日は長いな……。
たくさん遊べますわね!

勘弁してくれと辟易する柑菜の腕を引き、炎天下の街にくり出す二人。パーラーで涼はとったものの、強い日差しはすぐに二人の体温を上げていく。それでも、高温多湿の日本と違いカラッとしているからか、陰にさえ入れば大分マシである。不思議なのはエイミーの方だ。彼女の故郷であるドイツは夏、最高でも25度前後までしか上がらないほど暑さに耐性の無い国柄なわけで。だというのに彼女ははしゃぎ回り、くるくると動き回っていて。柑菜は建ち並ぶ店の陰を選んで歩きながら、ぴょんぴょん跳ねるエイミーを信じられないといった顔で見つめ、麦わら帽子で自身の顔を扇ぐ。


 暑さのおかげか初めての週末によるハイテンションのせいか、二人は沢山の店に入った。人間の店、魔法使いの店関わらずだ。ブティックに屋台、ゲームセンターまで様々な店を渡り歩き、気づいた時にはもう門限の時間が迫っていた。

tsuduri

なぁ、門限に間に合うバスの時間もうすぐだぞ。そろそろ帰らないと……。
もうそんな時間ですの?うぅ、でも……。もう少しだけ。
どこか寄りたい店でもあるのか?
えぇ、そこのお店に……。
その角?
エイミーが指差した方を見れば、そこには建ち並ぶ店に外れ、古びたレンガ造りの店が目に入る。

tsuduri

なんの店?
雑貨屋ですわ。ソヨンに聞いたのだけれど、色んな国から買い付けた可愛い雑貨が売っていると評判で……。
……あそこが最後だからな。
店内をざっと見て回るくらいならまだ時間はある。とはいえゆっくりしている時間は無い為、今度は柑菜がエイミーの腕を引き急いで店へと向かった。店の前に立てば、成長しすぎたアイビーに覆われた佇まいが二人を圧倒する。

tsuduri

本当にここがその評判の店なのか……?なんか不気味だぞ。
え、えぇ。その筈ですわ。住所は間違いなくここを指していますし。
本当だ。じゃ、じゃあ……。入ってみるか?
勿論!入りましょう。
顔をきっと引き締め、エイミーは立て付けの悪い白いペンキが剥がれた扉をゆっくりと押し開けた。そして、少し怯える二人を迎えたのは。

tsuduri

わぁ……!
外観からは想像も出来ないほど、幻想的な内装であった。所狭しと並べられた多くの雑貨の数々は、今日の残りの時間では到底見きれる量ではなく。アクセサリーからインテリア小物まで、様々な物が取り揃えられているようだ。天井はプラネタリウムのように、黒の中に人工の小さな星明りが浮かんでいる。雑貨の全てから魔力を感じ、ここが魔法雑貨店であることは、二人とも中に入ってすぐに分かった。

tsuduri

全て魔法雑貨ですのね?
感嘆し、周りを見渡すエイミー達の背後に何者かが近づくが、店内が全体的に暗いせいか二人は気づかない。そして、その何者かは二人の肩をガシリと掴むと、杖で自身の顔を照らして大きく口を開けた。


「いらっしゃぁ〜い!」

tsuduri

ひっ……!
きゃあー!

思わず頭を抱え、商品が陳列された机の下に隠れる柑菜。エイミーはただただ悲鳴をあげ、体を強張らせたまま動けずにいた。


そんな彼女の前に何者かは回り込むと「悲鳴をあげるなんて失礼しちゃうわねぇ」と、杖で店内の光量を少し上げる。どうやら危険ではないと察した柑菜は、おずおずと机の下から這い出てエイミーの前に佇む初老の女性の顔を確認した。

tsuduri

もしかして……。この店の?
「ええ、マダムマキシエルの魔法雑貨店へようこそ!私がマダムマキシエルよ。あなた達、魔法使いでしょう?」

tsuduri

ど、どうしてそれを……?
「それは簡単。わたしも魔女だからよ。それに、魔力には敏感なタイプなの。でも”愚か者”達もこう言うわ、この店の店主は魔女だと!」

tsuduri

愚か者?
魔力を持たない普通の人間のことだ……。
「ごめんなさいね、差別心はないのよ。ただ”魔力を持たない普通の人間”って呼ぶのは長くて大変でしょう?」

tsuduri

柑菜はキッと眉を吊り上げたままそっぽを向く。魔法使いの間で、魔力を持たない者達のことを”愚か者”と呼ぶのはもはや常識となっていた。それがどうも気に食わないらしい柑菜だが、エイミーは特に気にすることなく近くにあったブレスレットを手に取る。


「普通の人間達も呪い(まじない)や魔除け雑貨としてウチの商品を買うのよ。まぁ、お守りと同じようなものね。でも、ほら今あなたが手に取ったブレスレットはとても強い魔力が込められているの。とてつもなく恐ろしい魔から持ち主を守るブレスレットよ。防御系の魔法を増幅させる力もあるわ」

tsuduri

これでイライザの意地悪からも身を守れるかしら?
「イライザとかいう人のことは知らないけど、意地悪なんてそんな小さな魔は余裕で弾き返せるわ」

tsuduri

まぁ!ではこれを買……。ヒッ!?
ブレスレットの値札を見たエイミーの表情が強張る。そして震える手でそれを棚に元通りに戻すと、油のささっていないからくりのようにぎこちなくマダムマキシエルへ顔を向けた。反応ですぐに分かる。とても高価だったのだろう。

tsuduri

マ、マダムマキシエル……。このお店の品物は全てこれ位の値段でして……?
「そんなこと無いわよ。ピンからキリまでって感じねぇ。例えば、このキーホルダーなら2ドルだし……。まぁ、魔法雑貨と言うにはお粗末な品だけどね」

tsuduri

後見人からの小遣い、もう残り少ないんだろ?また仕送りの後に来ようぜ……。
で、でもこんなに素敵な物ばかりですのよ!何か一つでも……。

「そうねぇ」


マダムマキシエルはざっと辺りを見回し。傍らに置いてあった籠をエイミーに差し出した。中には雑多に様々な商品が入れられている。在庫処分品といったところだろう。


「この中の物なら全部3ドルよ。あのキーホルダーよりは少しだけ強い魔力が篭っているわ。大体が少量の魔力増幅か、魔除けね」

tsuduri

あら、十分可愛らしいものばかりですわ!柑菜、この中から選びましょう。
えー?あたしはいいよ、今月ピンチだし……。
あら、たった3ドルも出せませんの?
わかったよ、選べばいいんだろ選べば。
二人で籠の中を漁る。大体は女児が好みそうなヘアピンか、かなり地味なバレッタ等だ。流石在庫処分といったところか。しかし、柑菜は籠の底から何やら金色に光る星型の飾りを見つけるとそれを手に取った。三つセットになっているようだ。

tsuduri

あら、なんですの?それ。
さぁ……。ヘアピンかな?
「あぁ、それは基本ヘアピンなんだけど、ピンのとこが取り外せるようになってるのよ。で、外したところにゴムを通せばヘアゴムにもなるし、違う部品を付けて他のアクセサリーにも出来る代物でね。ほんの少し魔力を増幅させる魔法もかけられているわ」

tsuduri

へぇ……。じゃあエイミー、これ買って二人で分けるのは?
三つじゃ喧嘩になってしまいますわ。
あたしは一つでいいよ。あんたはツインテールなんだからヘアゴムにして二つ付ければいい。
いいんですの?
あぁ、代わりにあんたが2ドル。あたしが1ドルだ。それでいいな?
えぇ、勿論ですわ!ふふ、お揃いね。
こっ恥ずかしいな……。
恥ずかしい、などと口では言いつつ。柑菜はいそいそと嬉しそうに三つ編みを留めるヘアゴムに早速星飾りを通す。エイミーも一度ツインテールを解き、ヘアゴムに星飾りを通すと、また髪を元通りに結んだ。


「あら似合うわ〜!いいわねぇ、友達同士でお揃いだなんて」

tsuduri

友達……?
あら、わたくしと柑菜はもう既にお友達でしてよ。
友達か……。

マダムマキシエルに3ドルを支払い、フと笑う柑菜の腕を引くエイミー。この時柑菜は初めて、自身に友達が出来たのだと実感した。あまりにも世間知らずで、突拍子も無い言動が多いお嬢様。思い描いていた友情関係とはかけ離れてはいたが、それでも悪くないと思えてしまうのだから不思議だ。


 門限に間に合うバスの時間まで後10分。二人は慌ただしく店を出てバス停まで全速力で走った。日はもう傾き駆けていく二人を追いかけているようだ。体力の無いエイミーの腕を引き息を切らす柑菜。不思議と疲れは感じなかった。それはきっと彼女の三つ編みに揺れる星飾りと、エイミーの髪に括られた同じ星飾りが西日に煌めいているのが嬉しかったからなのかもしれない。



更新 2019/10/13 つづり

tsuduri

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登場人物紹介

エイミー・ツムシュテーク(Amy Zumsteeg)

ドイツ出身の15歳。お転婆お嬢様。魔力を持たない人間貴族の子孫だが、破門された。

三上柑菜(Mikami Canna)

日本出身の15歳。実家は元武家。捻くれ者。

アダルブレヒト・カレンベルク(Adalbrecht Kallenberg)

破壊呪文科の教官。35歳。アル教官と呼ばれている。

ベルタ・ペンデルトン(Bertha Pentleton)

エイミー属するA組の担任教師。33歳。エイミーの後見人。

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ブレイン・ローガン(Blain Logan)

A組の生徒。15歳。エイミーと仲が良く、柑菜に好意を持つ。

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レイラ・ナイトリー(Layla Knightley)

アメリカ出身の15歳。温厚な音楽少女。

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