第3話 ナイスガイ、受け入れる。

文字数 381文字

と、ここまでは覚えているんだが……、なぁ。
夢から覚めたハズだが、俺の姿が猫になってるワケで。
そして、目の前に写る俺の姿がコレだ。
仮に、仮にだ。

あのコスプレオッサンの言ったことがマジだとすると、

俺はすでに死んでて、生まれて変わっている、ということか?

考えたくねーが、今の状況を説明するには、それが一番しっくりくるな。
だが、俺はナイスガイ。

そんなことで動じる俺様ではない。

さて、何にしてもだ。

こうなったからには、生きるために色々知る必要があるな。

まず、ここはどこだ?

周りを見渡す限り知っている街並みではない。

原始時代ってワケでもなさそうだ。

地面も舗装されているようだから、文明レベルも低くないだろう。
当然ちゃ、当然なんだろうが、

樹木なんぞが異様にデケェ。

俺が小さくなったダケなんだろうが。
まぁ、その辺もすぐに対応できるのがナイスガイたる所以だな。
少し散策してみるか。
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登場人物紹介

猫。

態度が大きい。記憶がないようだ。

天界に住んでいる。

下界の様子を見ることができる。

神の忠実な僕(しもべ)。

神を侮辱、愚弄する輩を許さない。

転生する前の姿。

本人は太っているとは思っていない。

ナイスガイだと思っているようだ。

好奇心旺盛な男の子。

どうやら、姉がいるようだ。

男の子の姉。

どうやら、不思議な力があるみたい。

二人の子供のお母さん。

優しく料理が得意。

謎の二人組のウチの一人。

もう一人の女の子と組んで、何やら活動をしているらしい。

謎の二人組のウチの一人。

喋る時、ねこ語という独自の言葉を使う。

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