第15話 ナイスガイ、召使いと共に。

文字数 1,067文字

食事後、家に誰もいないので、そのままソファーの上でウトウトすることにした。
ん、何かうるさいな。
どれくらい寝たのかわからんが、何か話し声がする。

俺様が寝てるというのに迷惑な。

ん、誰だ?
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###……。
はじめて見る顔だな。

この家の召使いかなんかか?

##########?
まぁ、相変わらず何言ってんのかわかんねぇな。

片付けや掃除するなら、静かにやってほしいモンだ。

#、##、#########……。
#####?

##########!

何もしねーのに、話のなげー奴らだな。

俺様はもう少し寝ていたいんだが…。

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#####?

#####。

###########?

############。

コイツらは一体なんの相談してるんだ?

新しく来た俺様のおもてなしについてか?

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##、#######。

######!

俺様の前でアツく口論するとは……。

やはり俺様へのおもてなし方法で揉めてるんだな。

そうなんだろう?俺様にはわかるぞ。

############。

###!
ん、なんだ?

俺様をだっこして運ぼうってのか。

ってことは、さっそくおもてなし会場へご案内だな。

もう行くのか?
###?

##########?

###、########。

この召使いたち、俺様を抱きかかえたまま話が長いぞ。

会話など早く済ませて、もっと俺をもてなしたらどうだ?

######!

####?

###############!

#######。

……。

話がわからんと、非常に蚊帳の外感が出るな。

##。

##########!

……。
#######。

#####、########。

#########……。

オイオイ、男のほうが急に床掃除を始めたぞ……。

どうしたら、そうなる。

話の流れがサッパリわからん。

俺様をおもてなしするんじゃねーのか?

なぁ、もうひと眠りしていいか?

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###。

############。

ん、とうとう移動する気だな。

外に出るということは、おもてなし用VIPルームにいくんだな?

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######。

家の鍵もかけてるようだし、俺様の予想通り、この二人は召使いのセンで間違いないだろう。

それにしてもソアラがいねぇと、こうも不便だとは……。

########。

##、##########。

やれやれ、やっと動きはじめたか。

ソアラに召使いは無駄話が多いと言っておかねばなるまい。

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登場人物紹介

猫。

態度が大きい。記憶がないようだ。

天界に住んでいる。

下界の様子を見ることができる。

神の忠実な僕(しもべ)。

神を侮辱、愚弄する輩を許さない。

転生する前の姿。

本人は太っているとは思っていない。

ナイスガイだと思っているようだ。

好奇心旺盛な男の子。

どうやら、姉がいるようだ。

男の子の姉。

どうやら、不思議な力があるみたい。

二人の子供のお母さん。

優しく料理が得意。

謎の二人組のウチの一人。

もう一人の女の子と組んで、何やら活動をしているらしい。

謎の二人組のウチの一人。

喋る時、ねこ語という独自の言葉を使う。

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