ファンレター一覧

  • 16歳のゆらゆら感。

    ほんとうに危なそうで落ちそうな年頃。からだを意識し始めて、大人になる事を意識し始めた年頃だったなぁと自分の昔を思い出しました。あの頃、自分の周りにあったいろいろな『塀』も思い出して感情を揺さぶられました。 少年の声が変わったときは、私もどきり。不思議な物語なのに、鉄の匂いや味、からだの温もりや丸さ、茶や赤の色、そんなリアルをはっきりと感じられて、色々な角度から迫ってくる小説でした。さすがです。

    猫をさがす南ノ三奈乃

    16歳のわたしは、猫をさがしていた――

    ジャンル:ファンタジー

  • 「きわ」

    実は、息子が十六歳なのです。 多感な思春期から大人へと抜け出そうもがいている「際」にいる感じを、毎日近くから見ています。 「わたし」も、分別を身に付けつつ、まだまだ危なっかしい十六歳の特徴が上手く捉えられていて、ついつい同じ眼差しを注いでしまいます。 落ちそうで落ちない「際」から「こちら側」に降りたことも、何か深い示唆を感じます。 随所に見られる「からだ」への意識も、十六歳の少女を象徴している感じがしました。 「入ってはいけない道がある」と説く少年の耳の形を想像しながら、少女には小さな ... 続きを見る

    猫をさがす南ノ三奈乃

    16歳のわたしは、猫をさがしていた――

    ジャンル:ファンタジー

  • 16歳の時の気分を…

    読ませていただいて、ふと16歳の頃の頼りない気分を思い出しました。 自分のことが嫌いだった頃の。ふわふわとして、なにかに頼りないのに頼れず。 あの頃、もしかしたらこの主人公が落ちそうになった闇に、ちょっとしたキッカケで落ちてしまったかもしれない。 でも、そうならなかったのは、それを防いでくれた存在(茶トラみたいな)が、私にもいたのかもしれません…。

    猫をさがす南ノ三奈乃

    16歳のわたしは、猫をさがしていた――

    ジャンル:ファンタジー

  • あまりの展開に

    予想外の展開に ビックリしました 驚きすぎて…… これからこの2人はどうするんですかね? 私が彼女なら、男性が気付かないうちに引っ越してしまいそうです

    婚前生活かめ

    三題噺バトル(「休日」「満月」「隣人」この3つのキーワードを使って作品をつくる)に応募したもの。

    ジャンル:恋愛・ラブコメ

  • 緩く怖い

    この男は、この女を愛してるんだなと、読みながら感じました。こう言う表現あるのか、やられたなと思いました。 安い買い物は怖いですね。

    課題文学賞応募作集かめ

    ノベルデイズ課題文学賞に応募した作品です。 ◆第1話 彼と私…【三題噺】への応募で、【ヒーロー・幼馴染・始発】の3つのワードが、ニュアンス的にも含まれていればヨシ、というものでした。2000字以内。 ◆第2話 親子…【写真で一篇】への応募で、与えられた5枚の写真から3つを選び、それを元に物語をつくる、というものでした。5000字以内。 ◆第3話 料理人…【三題噺】。浴衣・足跡・ベースがキーワード。2000字。 ◆第4話 同居人… 「ミステリー」?かホラーの課題だったと記憶 ... 続きを見る

    ジャンル:その他

  • タイトルが……

    村山さんこんにちは。 タイトルが「ん、ん?」ときになり、最初、一気に読みました。 読むうちに、だんだん「重い・・・」と感じてくる。 タイトルの意味が解る。 再読――。 さっきより、重くない。ラストを予め知っているからか。 この作品は、青少年の、言葉はおかしいかも知れないが成長を描いている。 成長が一時止まる人。――いや違う。四人とも止まってはいない。皆成長している。していた。 なんか、哲学的なことを考えさせられる小説を読むのは、ずいぶんひさしぶりです。 古希を過ぎた私の、独 ... 続きを見る

    五千八百分の三村山 健壱

    こんな青春もある。 *フィクションです。

    ジャンル:学園・青春

  • いい写真です!

    自分は撮り鉄ではありませんが、写真として素晴らしいと思いました。写真の最大の極意はシャッターチャンスだと思います。その時にその場所にいたものの勝ちです。そこに居合わせたのはその人の実力かも知れません。キャパのあの写真を思い出しました。

    雨の慕情んだんだ

     雨あめふれふれ もっとふれ~ ♬  これは降りしきる雨をモチーフに、別れた恋人への恋心を断ち切れないでいる女性の慕情を印象的に歌った八代亜紀の「雨の慕情」の一節です。彼女は 2023年12月、指定難病の膠原病で73年の生涯を閉じました。   雨あめふれふれ もっとふれ~ ♬  彼女を偲んで、この歌の一節にまつわる思い出を書きました。合掌。

    ジャンル:日記・個人ブログ

  • タイトルから好きです

    佐久田さん、こんにちは。お久しぶりです(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠) タイトルに惹かれ、お、これは威勢の良いスッキリする物語かな、と期待して開きました!とっても面白くて、先がどうなるんだろうとどんどん急いで読み進めちゃいました! 妖精もとても良かったし、主人公、好きです。2000字の中に人の弱さと成長と希望がぎゅっと詰まっていて、期待以上にスッキリさせていただきました! こちらは今朝からまた冬に戻りましたU⁠ ⁠´⁠꓃⁠ ⁠`⁠ ⁠U 佐久田さんの周りはインフルやコロナ大丈夫でしょうか。 ... 続きを見る

    なかゆびひめ佐久田 和季

    【三題噺その十】「大人」 「妖精」 「探偵」

    ジャンル:恋愛・ラブコメ

  • 密度

    村山さん、こんにちは!お久しぶりです。お元気ですか(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠) 村山さんならではの16歳のお話という感じがしました。 学生時代の1日と大人になってからの1日って密度が全然違うなぁと思うので、たった何日か、というのが大人の何年分かにあたるんだろうなと思います。その中でも、この登場人物たちが過ごした時間て学校に通ってる時間とはまた違いますもんね。 私がこの主人公と同じような経験をしたのはもう大人になってからですが、肉親とはまた違う、そしていつこの経験をするかによっても受け止め ... 続きを見る

    五千八百分の三村山 健壱

    こんな青春もある。 *フィクションです。

    ジャンル:学園・青春

  • 妖精の探偵団さんなんですね

    遅ればせながら、私も読ませていただきに来ました。 長くファンレターを書いていただいたことがなく、ノベルデイズのしくみがよくわかっていなくて失礼しました。 妖精の探偵団さん、ほのぼのとしてかわいらしいですね。 私は小鳥も好きなので、素敵な結末にほっとしました。

    ドレミファ探偵団の事件簿ちびなつこ

    第10回 NOVEL DAYS 三題噺バトル(「大人」「妖精」「探偵」)応募作品です。 中学生一年生の女の子のお話です。気に入ったので、連載しています。 登場人物(登場妖精?)の紹介も作ってみました。画力がないので、既製品ですが。よかったら、そちらもご覧くださいませ。

    ジャンル:学園・青春

  • 完結、おめでとうございます!!

    無事、真名人がほっとできそうで、よかったです。毎日の楽しみが終わってしまって、真名人ロスですが(泣)現実と小説のミステリアスな進行、楽しめました。ありがとうございました。

    叔父さんと僕の同居生活トウミイチヨ

    母の再婚と出産をきっかけに、心身のバランスを崩し、高校を休学することになった真名人。 彼はそれ以外にも、誰にも言えない苦しみを抱えている。 年若い叔父の涼平のマンションに居候することになるが、涼平もまた、ある出来事に深く傷ついている。 真名人は、涼平の本棚にある小説を読み始め、次第にストーリーに引き込まれていくが、ある記述が、彼の心をかき乱す。 やがて明らかになる真実と、小説の結末。 二人の未来と心の行方は……。

    ジャンル:現代ドラマ・社会派

  • ふふ(*´-`)

    どっちもどっち ┐(´~`;)┌

    一枚の価値はんはん

    婚姻届けを前に、彼女の秘密が暴かれていく

    ジャンル:恋愛・ラブコメ

  • もふもふ♪

    いいなぁ、これ。 ぼくも欲しいなぁ、これ♪

    守り神クロノヒョウ

    課題文学賞その十 お題 「16歳の話」

    ジャンル:ファンタジー

  • タイトルから刺さる

    一番最初に読んだとき、「羽庫さんは、新しいことにチャレンジしている……」と感じました。 ドキュメンタリーのようなクールな筆致、なのに、どんどん酩酊していくような……。事件を追っていたはずなのに、いつの間にか迷宮に足を踏み入れてしまったような読後感は、怖くもあり新鮮でもあり。ぐいぐい引き込まれました。お見事です。 それから、『こどものじけん』の「美鈴の完璧な世界」、盛り上がりをずっとキープしているの凄いです。あわせて「ループ・ゼロ・アワー」も好き!

    妖精志願の彼女たち羽庫ふみ

    ジャンルを「現代ドラマ・社会派」にしていないのは「敢えて」です。 やっぱりこれは「ファンタジー」かな? と思うのです。

    ジャンル:ファンタジー

  • 好きー!

    佐久田さんの新作が! しかもファンレターを受け付けてくださっている! とウキウキしながらやって参りました。 このお話、すごく好きです。年配の女性と若い女性の連帯の物語とも読めて。年配の女性のキャラがとても良くて、また、佐久田さんの「若い世代に対する優しさ」も感じられて。 佐久田さんがお書きになるものの、パキッとした強さと、人が隠している心の襞に入り込むような優しさのバランス、癖になります。そしてこのバランスにエモさがあるのだと思う……! また新しい作品を読ませてくださいね!

    なかゆびひめ佐久田 和季

    【三題噺その十】「大人」 「妖精」 「探偵」

    ジャンル:恋愛・ラブコメ

  • 「私小説」の煌き

    「私小説家は一生かけて長い自伝を書く」という意味のことを、かつてある昭和作家が書きましたが、るるせさんが時折描く「私小説」は、そういう長編の一部のように感じられます。 もちろん、一篇ずつ完結した短編として、とても面白いのですが、その背後に、そういう伝統的な私小説の系譜に連なる「根」が張っているような気がします。 16歳という年齢特有の「暗い煌き」が魅力的でした!

    十六歳の影絵成瀬川るるせ

    「僕らは街の影にすぎない。この影絵を〈再演〉するのが、演劇なのではないでしょうか」 ゴヤの有名なエッチング作品、『理性の眠りは怪物を生む』を巡る十六歳の僕の挿話。 *表紙はPicrewさんでつくりました。

    ジャンル:学園・青春

  • 変格ミステリ×本格ミステリ

    面白かったです! るるせさんの作品はとにかく「リーダビリティ」が半端ない。一度読みだしたら、ラストまでノンストップで読める気持ち良さがあります。 こちらの作品も会話が軽妙で、読んでいて楽しかった~。でも話している内容は「祟り」「再開発」「災害」「公安」「読経」などなど不穏で刺さるワードが目白押しなのがたまらない。 ネタバレにならないよう書くのムズイのですが、相反するものの融合がお見事で、ラストは驚かされました。

    鬼屋敷ダーヴニング成瀬川るるせ

    僕、成瀬川るるせは蘆屋探偵事務所の探偵・アシェラさんと温泉郷に来ていた。ここでは今、夜な夜な人々が発狂しているらしい。現地の人々はそれを地元の伝説に出てくる磐司磐三郎と磐次郎という悪鬼の祟りだと思っているみたいだけど……。 *表紙はPicrewさんでつくりました。

    ジャンル:ミステリー

  • 春は巡る

    長尾さんのお書きになるものからは「今」が感じられて、それが本当に素敵だと思っています。 書く対象との距離感だったり、温度感だったり、言葉の選び方だったりが「『今』の表現、空気」をすごく的確に写しとっておられるように思えるのです。何にどこまで立ち入るかの判断とか……。うまく表現できないのですが……。 今作も良いですね。 主人公の語りが良いし、人生の転機となった年齢と同じ時間を掛けて次の春が訪れる構図も、そしてまたその次の春を課題や苦味とともに誰かに手渡すことを暗示する結びも、いいなぁとし ... 続きを見る

    春は答えを知らない長尾たぐい

    学校に「将来について考えるための場」をお膳立てされることにイラついていても、そのレールを外れる勇気のない中高一貫女子校の新高校一年生の幼さとそれを受け止める先輩の話。

    ジャンル:学園・青春

  • 面白かったです!

    久しぶりに佐久田さんの小説を拝読して、ああ、やっぱり佐久田さんの書かれる物語は面白いなあと思ったのでした^^ 苦い現実をメルヘンが、少しユーモラスに、包んでくれる感じの読後感が快かったです。 やっぱり女の子は、みんな「お〇さま」ですよね! エッセイも大好きですが、もっと佐久田さんの小説を読ませていただきたいと改めて思いました(*^^*)

    なかゆびひめ佐久田 和季

    【三題噺その十】「大人」 「妖精」 「探偵」

    ジャンル:恋愛・ラブコメ

  • chu→lip

    なかゆびで性描写ありなので(衣を着せないで書きます、すみません)中指を身体に差し込む話なのかな、とおっさんの僕は助平心で読み始めたのでした。(僕の中では)それは遠からずでしたが、『ポプテピピック』的な意味であり、ちょっと安心したりとか。 佐久田さんは、よわっちぃ男性が読んだら背筋がゾクッとくる女性の非情とも言える情熱と現実の感情の綱渡りを表現するのが上手く、この作品も感情の振り幅ぐぃんぐぃんでした!! そしてさりげなくアニメから学んだことにしてメルヒェンじゃなくSFガジェットなのがツボりまし ... 続きを見る

    なかゆびひめ佐久田 和季

    【三題噺その十】「大人」 「妖精」 「探偵」

    ジャンル:恋愛・ラブコメ