五千八百分の三

[学園・青春]

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8件のファンレター

こんな青春もある。
*フィクションです。

ファンレター

タイトルが……

村山さんこんにちは。
タイトルが「ん、ん?」ときになり、最初、一気に読みました。
読むうちに、だんだん「重い・・・」と感じてくる。
タイトルの意味が解る。
再読――。
さっきより、重くない。ラストを予め知っているからか。

この作品は、青少年の、言葉はおかしいかも知れないが成長を描いている。
成長が一時止まる人。――いや違う。四人とも止まってはいない。皆成長している。していた。
なんか、哲学的なことを考えさせられる小説を読むのは、ずいぶんひさしぶりです。
古希を過ぎた私の、独り言と思ってください。

ところで、この作品の構想(思い立って)から仕上げまで何日くらいかかりましたか?
突然、現実的な質問ですみません(笑)

返信(2)

あ~、そうか!
課題文学賞に応募した作品ですね。それじゃほぼ即興に近い出来上がりですね。
しかし村山さんの湧き出るような作品群、すごいですね。
私は慎重すぎるのか遅筆です。
天海さん、読んでいただきありがとうございます。
ご指摘の通り【課題文学賞その十】用に書いたので、数日で書き上げています。
が、こういう設定の死をめぐるお話は書いてみたかったものなので、その意味では年単位の構想期間と言えます。
重めのテーマですが、くどくしつこくならないように考えて書いたつもりです。
ラストを描写だけでしめたい気もするのですが、締め切りまで考えます。
いくつになっても日々成長していくものだとは思うのですが、やはり16歳頃って内面的成長が著しいですよね。
その時の経験と思索はその後の人生の基礎になる。それを再確認できるような作品にしたいです。

引き続きよろしくお願いいたします。