第33悔 激闘! マグアインブルグの恋人たち
文字数 1,804文字
クリストフの声に肉棒の神の力が宿る。
「さぁ、“
一歩一歩、“無毛猫”に近づくたびに、“
クリストフと“妄夢”の儀式が始まろうとしていた。
腰がしびれてしばらく動けそうにない“無毛猫”の頭髪を左手で
その“妄夢”を
――ところがその時、クリストフは空前絶後の
「あれ? もしかして、クリストフ先輩?!」
その声は、他ならぬ“無毛猫”から発せられていた。
動揺して儀式を中々中断できないクリストフ。
「え、ええい! 敬うがいい! 我が――」
「先輩! あたしだよ、あたし! アンナマリアだよ!」
そう言うと“無毛猫”は、目隠しを外して素顔を
何と言う事だろう!
――“
「悪魔よ、滅っ――って、どうして僕だって分かったの?」
神のいたずらのような偶然に手が震えだしたクリストフは
「だって、クリストフ先輩ったらこの前、カフェで
「改めて見ると……先輩のすっごく
「あ、あのさ!」とクリストフが続ける。
「あの、あそこのマントの裏側だけど……」と、地面に脱がれた
「あ、あれね! も、もちろん造り物! 本物は二、三本しかないよ! あたし、学校で教えてもらって、ああいう造り物も得意だから」とアンナマリア。
「そ、そうか! 良かったぁ」と
「しかし、衣装のセンスが似てるよね、僕たち」
「だね! これ、三日三晩かかったんだよ」と彼女。続けて「あとね、絶体絶命の時の超必殺技も実は用意してあったんだぁ!」と告白する。
なんて素直でかわいい子なんだろう! それに気が合う!
クリストフは心底感動し、“妄夢”はさらに
「どんな感じのヤツなの?」とクリストフが
「じゃあさ、先輩! まだ戦っているっていう“状況”に入って……さっきの続き、やってみない?」と“無毛猫”の中の人。
「え!」とうれしい悲鳴を上げるクリストフは「でも、あそこから逆転できる~?」とわざと
「出来るの! まだ人には試したことないけど……きっと、先輩ビックリすると思う!」
「よし! じゃあ……やるぞ!」、「うん!」と言うと二人は仮面を被りなおした。
〈ガシッ!〉と無毛猫の頭を
「待っていたわ! この時を」と無毛猫が〈ギニュッ!〉と極大の一物を握り返した。
「な、なんだと?!」と妄夢。
「真のヴァギーナイフの妙技を味わえ!」と言った無毛猫は、妄夢の極太物を自らのプッシー・ハイジーンに招き入れた。
〈ジュブァ!〉と完全に挿入された妄夢は「なんとぉっ!」と声を出すと同時に果てた。
しかし、無毛猫はさらに両足でクリストフの腰を抱え込み、プッシー・ハイジーンを締め付けて「ここからが本番よ!
緩急自在の
無毛猫のプッシー・ハイジーンの奥に……。
空が白み、長い夜が明ける。
マグアインブルグに朝が来た。
城門の下、
第33悔 『激闘! マグアインブルグの恋人たち』 おわり。:*+゜゜+*:.。.*:+☆