第25話 付録  市販の焼き芋の研究「超蜜やきいも pukupuku」

文字数 1,173文字

ちょっと前に、横浜そごうの芋博にいってきました。そこで、2種類の焼き芋を購入してきましたので、報告します。今回は、1回目で、超蜜やきいも pukupuku(紅はるか)です。

超蜜やきいも pukupukuは、壺焼き芋や、石焼き芋ではなく、伝統的な調理方法にこだわっていません。

また、ほくほく感には、こだわっていませんので、「羊羹焼き芋」と、ほぼ、同じひたすら甘くするアプローチです。

店舗は、2軒で、営業は、12月から、かつ、毎日ではありません。

横浜そごうの芋博に、出店していたので、冷凍を購入しました。焼きたては売り切れでした。

超蜜やきいも pukupukuは、テレビなどでも紹介されています。

また、LITHONの超蜜やきいもトースターの監修もしています。 超蜜やきいもトースターは、持っていませんが、後で、得られる情報から、分析したいと思います。

サイエンスライターの川口友万さんが、超蜜やきいも pukupukuの須藤さんに、インタビューした記事がWEBにあります。

得られる情報をまとめると以下になります。

- 特に高い芋ではなく、普通にスーパーで売っているサツマイモを寝かせています。

- より甘くすることはできるが、サツマイモが蜜に浸かっているみたいなレベルになるので、どうやって売っていいのかわかりませんでした。3年前に、今のスタイルに落ち着きました。

- 作りかたは企業秘密です。いかにデンプンを糖に変えるか、その細かい調整の積み重ねです。世間の焼き芋の決まった温度で1時間〜2時間置いておいて出来上がりではできません。準備を入れれば、焼くのに6時間ぐらいかかっています。

超蜜やきいもトースターの焼き芋と店舗販売の焼き芋の作り方は違うようです。

写真1が、パッケージです。蜜につかっている状態で販売しています。皮の一部をむいてあります。

写真2が、パッケージから出したところです。重さは180gくらいで、M(200g前後)の小さめのサイズです。

写真3は、断面です。繊維は、完全に、崩れています。

食味は、羊羹タイプです。

確かに甘いですが、筆者が開発中の羊羹焼き芋と同じレベルと思われました。

超蜜やきいも pukupukuの蜜の写真は、印象的なので、参考になりました。羊羹焼き芋も工夫してみようと思います。

- 超蜜やきいもトースター LITHON

https://www.lithon.co.jp/product/cooking/klym001/

-【究極の焼き芋】甘味成分を最大化する「6時間焼き」の方法を調査してみた【理系メシ】 2018/01/31 川口友万

https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/tomokazu-kawaguchi/17-00485


写真1 超蜜やきいも


写真2 超蜜やきいも


写真3 超蜜やきいも
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