第15話:ヤフー株の力強い上昇と北海道旅行

文字数 1,715文字

 やがて2003年が明け、1月15日、後輩の下地君と村井が、法務局と市役所に行き、村井産業を設立んも手続きをとった。3月にイラク戦争が始まって以降、イスラム教徒が多数派を占める国を中心に、世界各地で爆弾テロが相次いだ。その後もテロが世界中で発生。5月にサウジアラビアのリヤドやモロッコのカサブランカ。

 8月に、インドネシアのジャカルタ、11月にもリヤドやトルコのイスタンブールで発生。ウサマ・ビンラディン氏率いる国際テロ組織アルカイダと関係のある過激派の犯行とみられている。その他、米英軍は3月20日、国際社会が求めていた大量破壊兵器の査察、廃棄に応じないとして、イラクに対する軍事作戦を開始した。

 圧倒的な軍事力を背景に戦闘は早期に終結。フセイン政権は崩壊し、ブッシュ米大統領は5月1日、事実上の戦闘終結宣言を行った。米英主導の占領が続く中、イラク人による統治評議会も発足し、12月13日には逃亡を続けていたフセイン元大統領が拘束された。この年も日本経済は、どん底を状態で始まったが、日経平均株価は4月28日、7607円88銭まで下落。

 そしてバブル後最安値を更新。その後、りそな銀行への公的資金注入の決定で金融不安が後退したのかもしれないが、株価は急反発。実体経済も輸出拡大を背景とした設備投資をリード役に、良い経済指標を示す指標が相次ぎ、内閣府は9月の景気動向指数「速報値」の基調判断を半年ぶりに上方修正。

 その影響もあるのかもしれないが、購入したヤフー株が、2倍分割を繰り返しているのにもかかわらず。再び急上昇してきた。その頃、息子の孝一は、友達4人と麻雀したり、飲みに行ったりして人生を楽しんだ。今年の夏、家族4人で、新潟港から北海道旅行を企画。8月12日、横浜を早朝出て、11時、新潟港発の高速フェリーターミナルに到着。

 12時に出発し8月13日、早朝4時に小樽港に着岸。そのまま、小樽のホテルにチェックインし仮眠をとって昼食をとって景色が素晴らしいと言われる日和山灯台で海を眺めた。その後、小樽運河や市内の日本銀行跡、日本郵船ビル跡などを巡った。ホテル近くの南樽市場で干した貝、イカ、タコを買った。隣の大型スーパーで、夕食を食べてホテルに戻った。

 風呂を出た後、旨い、酒の肴をつまみにビールを飲んで、床に着いた。翌8月14日、朝食後、9時にホテルを出て国道393号線山道を走り途中で休息をとり11時過ぎに倶知安の町に入った。待ちのレストランに入り早めの昼食をとり店の人にドライブコースを聞いた。すると羊蹄山の周りを一周して約2時間、ニセコ・アンヌプリも同じ位かかると言われた。

 わかりやすいのは、羊蹄山の周遊道路だと教えてくれた。そこで羊蹄山を中心にドライブする事に決めた。昼食を終え12時に店を出て15分位行くと、ふきだし公園という小さな滝のある。そしてその名の様にきれいな水が噴き出している泉が印象的だった。その清らかな流れをながめ写真を撮った。その後20分程で、ルスツ公園で、車を止めた。

 羊蹄山が良く見える場所を散策し羊蹄山の写真を撮った。次にニセコを目指し出発し尻別川の大きな鉄橋を渡り運転を孝一に交代。ニセコお花畑で絶景を写真に収め散策し14時となり帰路につくことにした。30分位で倶知安の町に戻った。その後、函館本線沿いに北上し余市の町でニッカ・ウヰスキーの工場を見つけた。

  その後15時から、ニッカ・ウヰスキー余市工場見学を始めた。まず、大きな銅製のポットスチルを見て、写真を撮った。工場には、ナナカマド、トドマツ、コナラ、白樺の木がたくさん植えてあった。特に、当時、この工場でしか、手に入らないという、樽から、そのまま、瓶詰されたフロム・ザ・バレルと呼ばれる、少し高価なウイスキーを数本購入。

 その後、小樽のホテルに到着。食後、風呂上り買ってきたフロム・ザ・バレルの封を開け馥郁たる香りを楽しみ、22時床についた。翌8月15日は、母が、支笏湖と洞爺湖へ行きたいと言いフロントで聞くと車で札幌を抜けて日帰りできると言われ8時出発、9時、札幌円山公園に着き。ひと休みし、453号線で支笏湖に向かった。
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