クリスマスイブ脱出ブリーフィング

文字数 1,391文字

今回は長期休暇のネット作家の実態について解説したいと思います。

いくら精神が歪み肉体は異世界へと旅立ち断食にも近い状態の作家を描いても、読者の皆さまの精神が末人的になるだけなので、多少は楽しくなるような内容を書きたいと思います。

やあ、来る12月23日から現在通ってる無職収容施設が年末年始休業に入る。

それで作者もさっさと有り金はたいて実家に帰省することになった。

秋照は孤独を愛するタイプなので大都会で盛大に盛り上がるクリスマスは邪教の宴に他ならない。

お祭りならチキンがおいしいとかそういうお話しかできないのでこの際、脱出してみようと思う。

語ればきりがないけど、クリスマスの情報を集めれば集めるほど、戦場のメリークリスマスやソシャゲのイベントのクリスマス企画悲鳴があちこちから聞こえる。

クリスマスはもはや人の悲しみを煽る悪夢のお祭りになってしまったのだろう。

秋照はこの世界のどこかへ逃げるが、どこへ逃げるかは個人情報の都合で言えない。ここでは人里離れた集落とだけ言っておこう。
まあ、そんな話で終わるわけがないのだが。
残念ながらネット作家にとって休日はただの営業日。

ライフスパイトオンラインの連載も続けていかなければいけないし、実家という生活の面倒を見てくれる環境であるならむしろ執筆は捗る。

普段からお世話になっている素人声優も取引先も自分のシナリオを待っているわけで、とどのつまりが……クリスマスごときで浮かれるんじゃねえ!

そういうお話になってゆく。

そういえばだが、昔は作家を地方の旅館に監禁して作品を書かせることがあったという。

これは秋照が学生だった時代、シナリオライターの先生が語っていた本当の出来事だ。

でも、人間環境が整わないとやる気を出さないし、シナリオを書くための職場として旅館を提供されるのも悪い話ではない。

待遇としては比較的まともな方法だと言わざるを得ない。

(作者はタコ部屋経験者)

今回の装備はこれ。
大きいものから順番に説明していくと、ただのノートパソコン(改造済)

ヘッドホン、マウス。

これだけ。

ひょっとしたらマウスも不要かもしれない。
やりすぎるとストレスが蓄積して正気を失うが、執筆に集中できる環境を用意するために余計なものは持たない。

レーシングカーが速度のために余計な部品を捨てていくように、プロボクサーが早さのために余計な脂肪をなくすように秋照も同じことをやっている。

これに加えてタイトな締め切りがあれば最高の気分でハイになっちまうが、ただの精神障害者にそれは厳しい。

今回は締め切り緩め。

読者諸君がゲームのキャラクターに対してやっている疲労を気にかける、という動作を作者にも行えばいいだけの話。
ぶっちゃけ、作家が担う労力は一般企業の社畜以上と実感せざるを得ない。

ここのページは比較的更新頻度が高いが、ニートだからこそ出来ている芸なので絶対にまねしないでください。

作者は早く社会復帰したい。

金を稼ぎまくって悦に浸りたい。

そんなわけで、クリスマスを脱出して地方で文筆を続けていこうと思う。

今回はここまで。

過酷な休日になりそうだけど、今回執筆する内容は知り合いの声優が読み上げてくれる重大な内容。

売上次第で秋照に金が入るのでやる気は満々だったりする。


そんな売れないだろうというのが正直なところだけど、どうせ社会復帰するまで暇だ。

時間の許す限り作家活動を続けていこうと思う。

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