漫画編集と雑談

文字数 1,611文字

やあ、今日は知り合いから紹介された漫画編集との雑談録を記していこう。


自分で言っておいてなんだけど、日頃の活動の手ごたえと言い、七転八起な内容が多すぎる。

相手も恐らくは七転八起を繰り返している人間、編集だからと言って「すげー!」なんて姿勢で話ができるわけがない。(相手も話をする前に尊敬しなくていいと言っていました)

さて、さっそく本題に入ろうか。

実は雰囲気的にブリーフィングの通り行えなかった質問があったりする。

自分が質問できたのは「普段どんなものを食べていますか?」だけ。

答えは「ヨーグルト」だった。
なぜこんな質問をしたのかちゃんと理由がある。

食べているものにはその人の兵站が露骨に出るからだ。

秋照は貧乏なので実家から送られてくる米と200円のレトルトカレーしか食べていないので兵站が死んでいるのはあからさま。

とはいえ……相手もヨーグルトか。

ローカロリーで最高だよね。
これ以上書くと自虐になるのでやめておくのだが、業界のお話をいろいろと聞けた。
異世界転生を読んでいるのは本当に30代40代であるというお話も聞けた(まじかよ! 俺もうすぐ異世界転生のターゲットだよ! そろそろ俺も新世界に漕ぎ出そうかな?)
どこかでは漫画は小説よりも幅広い世代に買ってもらえるという話題が語られていますが、どうやらこれはフェイクのようです。

最近は漫画もアニメなどのメディアミックスを行わないと数字が稼げないようです。

じゃあ異世界転生のアニメ放送するのは正しい判断だね。

最近アニメを見かけるけどもっと流行ってくれ。

実のところ漫画を購入する人はどんどん少なくなて稼げなくなってきているそうです。
が!

しかし!

具体的な数字は口止めされたのですが、目に見えていないだけで一部のファンには届く小さくて深いコンテンツが山のようにあるという話をされていました。

最近はよくコンテンツが細分化されているといいますが本当のようです。

(おかげさまで秋照は細分化されたコンテンツを生み出し続けています。本当にありがとうございます)

あれ?

ここで具体的な数字のお話しできないんじゃ伝わらないんじゃないか? 読んでる人が判断できないんじゃないか?

私の筆からは、その先は自分で確かめろ、彼岸で待つ、としか言いようがない。(中2なことを言って誤魔化している)
それから勘違いしないでもらいたいのですが、芸術はサービス業です。

何かを犠牲にしなければ成立しない世界とも言っていました。


私は以前『自分では一切買わない物品のセールス』をやっていたので、これは痛いほどわかります。

とは言っても、知り合いと15日にあった編集者は20年以上の付き合いだそうです。

今でも私が話を聞いている隣りで楽しそうに話をしていたり、機材のセッティングで右往左往していたりで息の長いお付き合いはしているようです。

あとは……紙面を割いて話せない自虐と……漫画で自虐を書くと売れないぞという話と……アートとSNSの関連性についても教わりました。
私のSNSは本当に表現が死に絶えていたり「あぴゃああああ」としか呟かなかったりで皆様がフォローするメリットは一切ありません。

一部表現者様とはつながっていますが、本当に「あぴゃあああああああ」としか呟かないので今後も皆様とはこの距離感を保っていきたいです。

あかんねや……今日の話題の大半がSNSや……

俺表現者に向いてないんとちゃう?

親戚同士で食料を供給しあってるくらい原始的だし芸術は不向きかなぁ……。

(12月20日に追記された内容。ノベルデイズの運営企業が講談社なのと話をしてくれた編集が別の企業だったので、ほらわかるやろ? 会社の名前出せないんや。だから明確に言えることではないのですが、作者の好きなとある漫画はメディアミックスしまくってるのに売れ行きがいまいちだと……はっきり言っていた。ファンの心の地雷を狙って爆破されましたね。俺大人だから露骨に反応しないけど!)
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