人間卒業

文字数 512文字

こんにちは

外道日記のお時間です

以前、私は太宰治著の人間失格を見て感銘を受けましたが、最近はあの作品を疑問に感じています
文学に対して数字を使って説明するのは実に冒涜的だとは思いますが、人間失格は600万部売れるベストセラーになっています
とどのつまりが、それだけ人間が人間というものの在り方に苦しめられているということです
ここで人間の定義を考えてみましょう

無駄なことです、人間に定義などありません

なんの定義もしようもない、そんなふわふわしたものに過ぎないのです、人間という概念は
読者様は道行く外国人に「あなたは神を信じますか?」と尋ねられれば警戒するでしょう

人間という概念も同じく神様と何ら変わりがないのです

人間が作り出した人間という概念、考え方に支配されているという現実が今なのです

人を幸福にするために作り出された人間という概念が逆に皆様を苦しめているのなら、ひょっとしたら人間なんてさっさと卒業してしまったほうが皆さんは幸せかもしれません

秋照は人間という概念が人工物に過ぎないということに気づいているので、随分前から人であることを意識しなくなりました
なので、人間に困ったら人間として生きていくのをやめる、という選択もありです
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