ロジハラはなぜダメなのか解説してくれる秋照

文字数 1,024文字

こんにちは、ページを開いてくれてありがとうございます
皆さんは圧倒的正論を前に打ちのめされたことはないでしょうか?

私は……ありますし、相手を正論で追い詰めたこともあります


ところでロジハラと呼ばれる理屈で相手を追い詰める行為はなぜいけないのでしょうか?

今日はそれを解説したいと思います

まず、ロジックの組み方を2通りご紹介します
(あ、ロジックを組めない人は今回のターゲットではないので、流し見で大丈夫です)
一つ目は、相手の立場や考えを踏まえ、それに沿ってロジックを組むこと
二つ目は、相手の立場や考えを一切考慮せず、自分の考えをひたすら述べること
ここでは後者をロジハラと仮定します
残念ながら、この定義で行くとロジハラを行う人は……


庇護しようがなくバカだ……

いや、表現を濁させてもらうと、旅人に北風を当てて服をはぎ取ろうとしている人に見えてしまいます

相手がおかれている立場や境遇を考慮しないで正論を述べるのは、正しい知識と言語を身に着けたなら、赤ちゃんでもできます

いくら頭の回転が速く、正しい結論にたどり着けたとしても、やっていることはただの暴力です

自分が言った言葉に対して、相手がどう反応するのかを考えて、それに対して自分がどうするのかを考えてロジックを組みましょう
チェスってありますよね

あれ、盤面がキングだけになったら、取りに行こうと近寄ったら、逆に反撃されてやられますよね?

自分が行った行動に対して相手がどうするのか考えられなければ、逆にやられます

では、ロジハラをしないで相手に自分の考えを述べるにはどうしたらよいのでしょうか?
それは、相手の考えや意見を聴いて理解すればいいのです

それに対して自分がどう考えるのか説明すれば、相手にもすんなり自分の考えを述べることができるでしょう

プラトンという哲学者がよくやっていましたね

対話した相手の話を聞いて、どうしてなのか、なぜなのかをずっと質問するというスタイル

あれを3回くらいやって相手の考えを理解するのです

すると、相手の思考の弱点や、補ってあげるべき箇所、その他さまざまな問題が浮き彫りになるでしょう

それに対して自分がどうロジックを組むのか

繰り返しですが、愚直に正論を述べて北風を吹かせても、反撃されてやられるだけです

相手の話を聞いて理解する、

これができないと……

たまにアニメで出てくるお行儀の悪い罵り合いを現実で行い、恥をさらすことになります

ん?

それでも正論を言い続けるって?

うーん……

あなたは童貞ですっ!
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