三十五

文字数 121文字

 ランドセルを背負った少年達の下校中。
「なあ、あれなんだろ?」
 川原に水色のクーラーボックスが置かれていた。
「ああ? ゴミだろ? 早く帰ってスマブラやろうぜ」
「そうだな」と、少年達は駆け出した。
 箱の中の死骸を気にする者はいない。
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