三十

文字数 129文字

三十
「虹色の流れ星?」
「カブト山の上から見れるんだ。見たいか?」
 久しぶりに繋いだ祐ちゃんの手は、大人みたいに大きくなっていた。最近はお祖父ちゃんの漁を手伝っているらしい。
「今夜見れなかったら、また連れてってくれる? 夏休みには島に遊びにくるから」
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