
白羊城に住まう彼らについての話
もう一つの欧州。もう一つの中世末期。
弱小豪族の出自からたった一代で大国・ラーヌンの宗主となったアイバース公には、二人の息子がいた。
――長子・嫡子のカイバートと、次子・庶子のキジスラン。
二人は丸切り、殺し合う事を運命づけられたかのような兄弟だった。
そしてこの兄弟を取り巻く人々もまた、憎悪と愛情を含む多くの感情に絡み取られていった。絡み取られていきながら、王城・白羊城に住まい続けていた。白羊城に住まい続けながら、自分達の行く末も、ラーヌンという国の行く末も、白羊城の行く末も、確実に変えてゆく事になっていった。
……淡々と進んでゆく時間の中、白羊城という世界で繰り広げられてゆく、架空中世史ファンタジーの話。
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小説情報
白羊城に住まう彼らについての話
- 執筆状況
- 連載中
- エピソード
- 13話
- 種類
- 一般小説
- ジャンル
- ファンタジー
- タグ
- 中世末期, 欧州の架空中世史, 豪族一族, 都市国家, 愛情憎悪と嫉妬羨望, 白羊城
- 総文字数
- 141,643文字
- 公開日
- 2022年03月15日 20:10
- 最終更新日
- 2023年01月25日 18:01
- ファンレター数
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