第8話 「食」を愉しむ。

文字数 753文字

成瀬川るるせ
2023年6月16日 23:15






 エフエム山口のサテライトスタジオをチラ見するその日は6月15日。宇部市ときわ公園から一度宿に戻り、雨が止んだのを確認してから、荷物を置いて新幹線口から新山口駅北口へ。
 やってるやってる、ラジオ生放送。パーソナリティだけでなく放送作家さんの仕事も普通に観ること出来るからこれ、良いのでは。
 まあ、それはともかく、明日は帰路になるということで、夕飯どうしようか考える。













 入ったのは、桐乃さんと初対面でいきなり入ったあの居酒屋。店主自ら出てきて、「またご来店いただきありがとうございます! 東京からお越しになられたのですか?」とのことで、「はい、東京から」と言っておいた。難しい問題で、僕はヤンキー言葉はたまに使うけど基本は標準語の標準アクセントなんだよね。で、杉並区の井の頭線沿いに住んでたし。ややこしいから東京からにしておいた!
 頼んだのは山口県名物卓上焼き盛り合わせ。フグの一夜干しや長州鶏、とうもろこしに宇部蒲鉾。
 その後、カルビクッパを熱燗を飲みながら食べて早々に「おあいそお願いしまーす」って言ったんだけど、東日本でしか通じないのか、少し間があって「会計ですね」と言われたのだった。









 翌日、山口宇部空港にて。吟醸酒山頭火、梅干しやなめこが入ったさっぱりしたうどん、それから蒲鉾で腹ごしらえ。





















 EVAに別れを告げて、飛行機に乗って羽田へ。
 品川で常磐線、遅延2時間。日本橋とりめし弁当を買って、振替運行列車内で食べる。







 とりめし食べてるさいちゅうに、中原中也記念館からいいね、をいただきました。

 食べ物も充実した旅になりましたよ!!
 さっき、家に帰宅しました。ふぃー。眠い。
 お風呂に入って眠ろうか。この話はまだ、延長戦があることだし。ひとまず筆を置こう。
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登場人物紹介

桐乃桐子:孤高の作家

成瀬川るるせ:旅人

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