27.Another Saturday - もうひとつの土曜日
文字数 802文字
*こちらは本編『Magnet』のあとがきページです。
本編を読む ⇒『Magnet』27. Another Saturday - もうひとつの土曜日
今回のタイトルですが、ハマショーさんのあの古い名曲……とは何も関係ありません。
タイトルが何も思い浮かばなかったので、土曜の夜、というシチュから連想ゲームしただけなんですけどね。
毎回タイトルに凝りたい思いはあるんですがね。貧相な頭では毎回ひねり出すのも大変でございます。
それにしても災難続きだねショーンさん。
酔っぱらいの面倒見るのってホント大変なのに、ベッドまで強奪されるなんて。
前回のお話の最後読まれて「おお?まさかこの二人、いよいよ…!?」なんて期待なさった方がいらしたら申し訳ない。
単なる迷惑な酔っぱの回なんでありました。
ところで作中に出てきましたポール・オースター。
(オースターについての経歴等、詳細は27話の下、用語解説にてドゾ)
字書きのくせにちっとも熱心な読書家ではないワタクシが珍しく数冊所有している作家なんですが、ポール君の名前はこのオースターからとった、というわけではありません。
ポールという名前のほうが先に決まり、彼の人となりをあれこれ設定してる時にふっと「アイビーリーグの大学出なのに、ちっとも出世出来てない世渡り下手な男の子」というのが浮かんだんですよね。
でもその時にはオースターの存在とか全然忘れてました。
この27話を書いていたら、ジェニーちゃんのお友達がオースターの名前を出したので「あ、そうだったそうだった、オースターさんもポールだったっけねえ」なんて。
キャラのセリフで思い出すとかどうなってるんでしょう、アタクシの脳内。
しかしポール君、オースターのような名の知られた作家になれるのか否や。
頑張れ!頑張るんだポール君! 色々と!笑
そして今日の1曲はタイトルズバリ、さたでーないっ!☟
Khalid / Saturday Nights