第1話 前世からの女性?  (3)

文字数 578文字

だって歯がゆいと思わないかい?

 皆さんも俺の様に、こんな姿にされてしまったら、必ず憤怒して、怒り狂うと思うけど。

 でもね、俺の目の前の、女の美しさを目の辺りにして確認したら。大半の男……ではなくて、ほとんどの男性が、笑って許してやれと、俺に述べると思うのだと、思わせるぐらい。

 目の前の女性は美しいんだよ。もうね、人間離れしているというか?

 う~ん……それこそこの世界に美の女神様がいるとしたら、先ず間違えなしに、彼女みたいな、女性だと思う。

 それにさ、目の前の彼女、女神? 妖精? どちらか良くは分からないが、魔法も使用できるみたいだしね。顔にも付いてる両耳も笹の様に尖がっているようだから。まるで、アニメや、マンガ、ライトノベルに出てくるような、ファンタジー世界の住人でもある、妖精種のエルフの女性にも見えてしまうぐらいだから。

 ほとんどの男性は、先程も俺が述べた通り、萌萌、ムラムラ光線を浴びて、アニメや漫画、ラブコメの一シーンのように、ヘロヘロと、しながら、その場で倒れ込んでしまうと思う……

 多分俺もこんな状態に彼女にされていなければ、見惚れてヘロヘロになってその場にへたり込むかも知れないが?

 今の俺は普通の、安定した精神状態では、どうもないようだから。マジでこのクソ女と、真剣に思っているぐらいだから。
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