第1話 前世からの女性?  (4)

文字数 436文字

だって、本来の俺の容姿は、アイドル並のイケメン男なんだよ。だから、女性にもある程度はモテルし、食べ放題に近い感じなのに。
それが今では、目の前の女の魔法のお陰で、見るに堪えない容姿なんだよ。これだと彼女も、もう二度と出来ないとも思うし。結婚等は尚更出来ないと思うんだ。

 だから本当に腹も立つし、責任を取れとも、目の前の女に述べたくもなるよ。
 それこそ、お前の体で払って償えと、モノ申したくなる。

 でもね、目の前の女どうも可笑しい人と、いうか変わった女性だから、これ以上は係わりたくはない気もするよ。

 だってさ、女連れの俺の目の前にいきなり現れたと思ったら。「貴方、誰その女達は?」と、憤怒しながら尋ねてきたからね。
「はぁ、誰って、俺の知り合いの女性達だけど……どうかしたのお姉さん?」と、尋ね返したよ、目の前の女にさぁ。

 するとね、先程の言葉ではないけれど「旦那様の浮気者──!」と、人が沢山いる中で叫ばれたから。

 えっ? 何と?
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み