第25話  プロの仕事。歌は夢。

文字数 814文字

自分の年齢と共に、若い頃憧れた方々も年齢を重ねる。
若い頃の「5歳差」と50代を越えた、その違いは
自身の身体の変化と共に、ある意味で驚嘆することもある。
昨日は、ティアラこうとうというホールで「杏里」さんの
2021ツアーライブに参加。
もちろんのこと、ヒット曲はイントロからエンディングまで
私の記憶に入っている。そしてヒット曲が多いことから
馴染みある曲も多いということだ。誠に失礼ながらアルバムを
じっくり聞いたことはないのだが、そのサウンドは80年代に
もっとも輝いていたアーティストのひとりだと言えるだろう。

歌は夢だ。歌詞の世界に憧れて、自分をトリップさせることも
できる。自分が10~20代の歌は、そのアーティストの声と共に
私を形作っている。

そして初のライブ。一言で表すなら「凄い。プロの仕事。」と
感激した。
なにより声。声は生物。加齢をもっとも受けるのに、80年代と同じか
進化しているとしか思えない。私は専門家ではないけれど、これを
キープするのは並大抵の自己管理ではないと思われる。

そしてライティングが最高でした。音はプロミュージシャンですから
評するまでもなく安定。強いて言えば、始め5曲位はPAが若干落ち着いて
いなかった??

照明は機材の進化だけでなく、全体のプランニングが大変なのだと
思うが、華美でなく、曲に合わせた、ときにホール全体を明るく
照らすムービングライトが、とにかく格好良かったし素敵でした。

音楽は人の人生を豊かにする。ただし出会うタイミングはそれぞれ。
発表された時代は歌詞に現れるので、今回で言えば「夜更けの電話」に
出ない場面が歌われる「オリビアをききながら」の歌詞が、若い年代は
その切なさを感じ入れないのかも知れない。

杏里さん、この事態の中でもツアー再開を決断していただき
本当に有り難うございました。
はやく全国に行けるようになると、待っている方々が沢山おられると
思います。

#杏里 #ティアラこうとう #コンサート











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