第10話  親切な案内員。

文字数 685文字

本日、所用で法務局にいきました。
いまやオンラインで申請も可能ですが、不明点もあるので窓口が安心です。
何より訪問したら、張り紙で「個人の方は申請用紙で=自動受付機械をつかわない」
ように進めています。
私もうろうろしていたら、すぐに年配の男性が来てくれて親切に教えてくれました。
待っている間、見ていると、その案内員の男性は、入ってくる方に声をかけ
適切に指示。みんなが感謝しています。

ここで??と思ったのは、なにもかもオンラインって無理だということ。
ワクチン申し込みもネットとLINEだけなんて、ありえないと思います。
それから、自動受付機械はみんな消毒していないし、考えてみれば
駅のスイカチャージも券売機も消毒しないでつかっているし、さわっただけでは
感染リスクは低いのだと思いました。

さて、世の中から「案内員」はどんどん減っています。
駅からも、町からも(交番に警察官がいない時間が増えました)
道が判らなくても、聞く人が「見当たらない」世の中になっています。
若い人は、目の前に目的物があっても、スマホで探したりします。

昨夜ニュースを見ていたら、動物園も感染対策として「解説員」の
案内をやめているといいます。
飛沫感染の危険はあるのは理解できますが、それなら異なる場所から
「放送スタイル」で説明するとか、方法は考えられるのではないでしょうか。

世の中は健常者ばかりではありません。
公的な「案内人」がいなくては、安全な外出も手続きもできないということは
自明のことだと思うのですが。

法務局の窓口業務も、やめることができず、エッセンシャルワーカーの部類だと
思いました。ありがとうございました。









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