第25話
文字数 377文字
その横で、カスウィザードも諸手を挙げその場でくるくると回りだした。
「アウェーネス神が降りてきた~。アウェーネス様にすべて差し上げろ~。人格も、意志も、お金も、土地も、すべてだあああ~」
スウィンクスがこの謎の「アウェーネス」という言葉に受けて、笑いが止まらなくなる。「あはhhhハ。アウェーネス神って何よ?あんたの個人的な神?」
「アッウェーネス様は~すべてをしろしめすお方~誰よりも頭がいい~ナダンも平気で合格。俺はその生まれ変わりだああ~」
大烏のモームだけがむっつりと押し黙っている。だがその瞳孔は小刻みに左右し、何か得体のしれないものをじっと見つめているかのようであった。
「ちょっとモーム!そのトリップは陰気よ!この少年たちを見習いなさい!」
そんなことを言われても、モームはますますバッドトリップに入っていき、嘴をカチカチカチカチ言わせ始めたのだった。
「アウェーネス神が降りてきた~。アウェーネス様にすべて差し上げろ~。人格も、意志も、お金も、土地も、すべてだあああ~」
スウィンクスがこの謎の「アウェーネス」という言葉に受けて、笑いが止まらなくなる。「あはhhhハ。アウェーネス神って何よ?あんたの個人的な神?」
「アッウェーネス様は~すべてをしろしめすお方~誰よりも頭がいい~ナダンも平気で合格。俺はその生まれ変わりだああ~」
大烏のモームだけがむっつりと押し黙っている。だがその瞳孔は小刻みに左右し、何か得体のしれないものをじっと見つめているかのようであった。
「ちょっとモーム!そのトリップは陰気よ!この少年たちを見習いなさい!」
そんなことを言われても、モームはますますバッドトリップに入っていき、嘴をカチカチカチカチ言わせ始めたのだった。