第52話 あとがき

文字数 1,328文字

今回の事件のトリックは以上です。ミステリー初心者の作ったトリックですが納得していただけたでしょうか? 納得出来ないよ!! と仰る方も居るとは思いますがお許し下さい。そして、解く事は出来たでしょうか? ヒントが少なかったから解けなかったでしょうか? その辺のバランスも今後の参考にしたいので、ご意見下さると助かります。
今回、犯人は何となく目星は付けられたとは思いますが、そのトリックは結構難しかったかなと思っています。今回のトリックに使用されたアイテム、考えてみれば全て携帯電話で済んでしまいます。例えば犯行に使われた物ではないですが、サイコロもアプリがありますし、マルチリモコンも音声の録音、再生も、全てスマホで出来てしまいます。ですが、それだとあまりにも面白みがないという事で、それ専用の道具を敢えて変更し犯人に持たせる事にしました。これからもそのスタイルは続けるつもりです。別にスマホが悪い訳ではないのですが、なんか書き手としてどの事件も「あんたは全てこのスマホでアリバイトリックを作ったのよぉおおお?」 何てアリサに言わせるのでは、書いていても面白みが無いなあ……と言う感じがしまして……
後、彼がそのトリックを達成するには運要素が多く必要としてしまう事を途中で気付き、後付けで白川の運の良さを七瀬君よりも高くしました。777の回で、白川とサイコロの勝負させた件は、それを色濃く表現する為に後から加筆した物です。この辺もやはり初心者推理小説家故の浅はかさですね。ですが私は書いている側ですので、その設定をいつでも自由自在に変更する事が出来ます。これは間違いなく筆者のみに許される特権ではないでしょうか? もし読んで下さった皆さんの中で、読み専の方が、これを読んだ後に書く側になってみようかな? と思われましたら、滅茶苦茶嬉しいです! 書く側の楽しみを味わう経験をしてみるのもいいと思いますよ。その時はご連絡下さい。あなたの作品を閲覧に伺います。
私は約2年前、インフルに罹って1週間ほど会社を休んでいて、治りかけの6日目の夜にふと思い立って読む側だけでなく書いてみようと小説の書き方のYouTube動画を見始め、今の私があります。
あの頃とは全く頭の使い方が変わってきて、自分の中だけで自己満足の為だけに作ってノートに書き溜めていたネタやなぞなぞを、小説に沢山入れる事が出来たから、そして、更に自分の頭で新しく考えたネタを生み出す楽しみも知ってしまったから、今までアニメやDVDに貯め撮りしたドラマを見たり、ゲームをする時間を無くし、その時間を執筆に充て、ほぼ毎日楽しみながらこのお話を書いています。兼業故の遅筆ですけど、そのせいで何かを犠牲にしているという事は今の所ありません。まあ毎日投稿なんてやっていたらそうはいきませんが……話が脱線してしまいました。戻します。
七瀬君の運が777と設定したので、白川は、腕章の番号に合わせ、4444にしておこうと思います。それ程運が良ければ、彼の思い描いた通りに進むのではないかという事で許してほしいです。因みに白川は金田一で言う高遠ポジです。後に登場させる予定です。お楽しみに。
そして次回、感動の?? 最終話です。
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