三奈乃の読書日記
わたし――南ノ三奈乃が読んで面白かったと思う本を紹介していきたいと思います。
純文学多めになるかな? ……と思っていたのですが、エンタメもマンガも……もうなんでもありになってきました!
※表紙イラスト/ノーコピーライトガール
ファンレター
27話、28話拝読しました。
いや、面白かったです。本の中身はもちろんですが、なんと言っても南ノさんの紹介とそして、ところどころに入る突っ込みや捕捉や感想が、もう話芸といっていいような絶妙さでした。余すところなく魅力を伝えて、読者と本の橋渡しをしてくださる、まるで「まくら」のような本のご紹介、堪能しました。 自分に、クリスマスプレゼントとしてご紹介いただいた落語家さんエッセイ三部作を上げたいです。
落語家を通じて「戦争」を語る
ここ最近NOVEL DAYSで、有識者のみなさんが「戦争」を語られていました。 この落語家エッセイ、楽しく読めてそして深く人生を語られていて、それだけでも十分素晴らしいのに、南ノさんの切り口で「戦争」に対するアプローチをされていて、非常に感銘を受けました。 自分の人生を話芸に昇華する、落語家の生き様。表面は飄々としているというだけに、なおさら凄まじさを感じます。 落語に興味が湧きました(エッセイでは特に『ま・く・ら』に)。 読み応えたっぷりな作品を、ありがとうございました。