第28話

文字数 881文字

店員さん「お弁当。作ったばかりなのに…半額」
残念そうな。俯き加減で。

アルバイトさんと僕「…」
可愛いってのを、伝えると怒られるのを理解しながら。言葉がでない。笑顔で見守るしかないのだけれど…。

店員さんは何かに、納得したようでバックヤードに。アルバイトさんも一緒にバックヤードに戻った。仲良しだからなぁー。

女子会。だろうなぁーって感じのお客さん4名。外飲みしている子達もいる。

喫煙所でタバコを。外飲みしている子達に警察官さんが近寄って、注意しているみたいだった。遠目で眺めてた。

外飲みしている女性「あの人にテレビに出させてあげるから~、言うてAV出さされそうになったんですっ!!

大声で伝えてくる女性。男女二人組の警察官さんは、遠目で僕の方を見てて…。

本当かどうか?確認して貰っているようで…いやいや、違うでしょ。そういうの。違うじゃん。って。

店員さん「小千さんっ!お願いしますっ!!
遠いところから、スペイン語で話しているのを、知りながら店員さんに委ねてた。

僕「お困りですか?」
お客さん「…」

所作で困っている事を伝えて貰って。僕は全部フランス語で。キャハハ。

僕「これはね。こうで。こうです。」
お客さん「…」

僕「それらは、美味しいですよ?」
お客さん「こんな店が外にあるかっ!!

キャハハ。って僕はなって。スペイン語の気持ちは、知りながら。可愛いからお話ししたかったんですね?って。

日本語話せるのに、意地悪するからだよって。

長身のアルバイトさんが、俯き加減でカウンターのドンツキにいる僕の方に向かってモデルウォーク。

制服の前ボタンを全開で、カッコいいじゃん。って一瞬思ってしまって…。店員さんのストレスが収まっていない事に気付いた。それでアルバイトさん使わないで。それでもって、サーセン。

女子会している子達を覗くと
女子会の子「こっちくんなやぁーっ!!
大切なお話し中だったんですね?ってなってて。

僕「…すいません」

アルバイトさん「ペットと遊んでくるぅ~っ!!
お好きにどうぞ。どうしようもない。って。僕の管轄外です。

僕「お疲れ様です…」
今日は、女子会日和だったらしい。
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