第32話
文字数 2,008文字
若い男女3人「来てたんやったら、言うてーやーっ!?」
僕「いらっしゃいませ…」
人が集う場所にいる僕の、影の薄さ…お、お孫さんにまで…(どや顔)
若い女性は笑顔で元気。若い男性1はヘラヘラ笑顔。若い男性2は俯き加減の。如何にも付き合わされてますな表情…。これは素晴らしい。
若い女性「これ下さいっ!」
僕「ありがとうございます…」
幼い頃、父親に「ご先祖は忍者だったんだぞっ!」と教えられて、図書館へ向かい忍者の修行に関する本を読んで、筍から竹になるまで飛び越え続ける方法を試してみた。
お察しの通り、すぅんぐに。ムリ…。落ち込みながら父親に「僕には…才能がないみたいだ…」と伝えた。
父親「バカだな。お前。本当なわけないだろ?」僕は落ち込んでいる上に嘘だった事。調査することの大切さ…。
若い男性2「んー。これ下さい」
僕「ありがとうございます」
はっと、我に返り彼を見た。まだ俯き加減で。諦めて、楽しいを考えればいいのに。
若い女性「何時まで、何処見てんの?って。言うたろー思たのに…」
若い男性1「キャハハッ」
…そういう目線になってた。って後から気付いたけど…視界に入っているようで。入っていなかったんだけど…胸。
これは…逆に。言わせてあげてた方が良かったのか?良くなかったのか?変なループに入り込みそうになった。
都合上。うん。それは僕にとっての。良いタイミングで、常連さんが来てくれた。
常連さん「○ケモンの予約がなぁー?」
まったくもって。僕の興味はない所に、会話をしたかったみたいで。
僕「特典がーみたいな?あるじゃないっすか?そういう感じっすか?」
常連さん「特典には、興味ないんやけどな?予約できたらエエねん」
コアファンでは、ないんだなって理解して。
僕「お子さんのね?あれでね?」
常連さん「…」
お子さん経由の父親がはまってしまった。パターン。
僕「そっすか…」
青年が来てくれた。あの「お母さんの旦那決めるの俺やっ!!」な青年が。
青年「…サンドイッチは止めとくわ…」
僕「…そっか。そうすれば、良いと思うよ?」
これは…男同士の会話だからな?って圧。なんだけど…。僕は父親では無くなった…。
実際に、この子に対して父親らしい事してないのだから。「らしい事していない」と「心のぽっかり穴」。ってのもない。「青年の叫びたい」を浴びたんだなって理解して。
僕「実際の父親と仲直りしたんだ。良かったじゃん?」
青年「…」
俯きながら店舗を後にした。慣れてるけど…。だろうなぁーって。なりながら。これで良かったんだろう。
そういえば「結婚はしない」って人伝えに聞いている子がいて。「容姿も性格も良いのに何で?」な女性。
意味が分からない僕は、時折、自身も訪ねてみるけど。この内容になると返事が来ない。
「何だ。そういう事か」って、直接聞かせて貰える訳でもないのに。事実確認してもないのに。「そういう事か」に落とし込みをしようとした。
本人の希望かどうかも確かめず。距離を取る。併せて「今、楽しい」を伝えて貰っているような。
「あなたは私にとって、必要じゃないよ」も感じられ、今までの生活に変わり無いのに。
無くなったのが、今までも無かったんだよ?って認識の上塗りされているような、煙たさ。が僕にとって、必要だったのか、元々、要らなかったのか…。
「それも分かっているんだったらいいよ」「それを分かっていなくても要らない」に入り込もうと、してしまうのも…。どうだろうな?な部分で。躊躇した。
僕はすっかり、迷子になってしまって。僕以外の誰かに聞いてみよう。となった。
「誰に?」が頭の先の。髪の毛自体から枝毛の先。足の…爪の先にまで、及んでいて。
自身が寄り添って貰える訳でもないのに?寄り添って貰えるのかもしれない…。そういったのに…。すっかり甘えん坊だな。
僕は、やっぱり独りなんだ。って認識と理解を真にするべきだったんだ。自宅に戻る為に。車を走らせた。
歩道を歩く女性。スポーツウェアの。何処かしら面影があって。誰だろうそれは?
追い越した先にサイドミラーで顔を見ようとした。法廷速度で、走っているのに。確認出来る訳でもないのに。
その女性は、分かりやすく「うっふん」のポーズ。…同級生の娘さんだな。となって。
「親子でリアクションかわんねぇーもんだな。アハハッ」
歩く女性に向き合う訳ではなくって。面影に向き合っていたのに気付いた。そっか。僕は「意識」と「記憶」に向き合っているけど。実態は無いのに。
を驚いた。誰を追いかけているんだろう?理想の女性像?求められてもないのに。
助けて貰っているはずの、人達まで振り切ろうと。してしまっているのに。気付いて、感謝しようと。
すぐに、意識が追いかけて来て、「それ?なんになるんだ?」が追い付いてきて。
「いるわけ無いだろう?お前を愛してくれる女性なんて」
「だな。フフッ」って。誰かに返事して明日に備えて寝ることにした。
「ありがとう。Kechup 」
僕「いらっしゃいませ…」
人が集う場所にいる僕の、影の薄さ…お、お孫さんにまで…(どや顔)
若い女性は笑顔で元気。若い男性1はヘラヘラ笑顔。若い男性2は俯き加減の。如何にも付き合わされてますな表情…。これは素晴らしい。
若い女性「これ下さいっ!」
僕「ありがとうございます…」
幼い頃、父親に「ご先祖は忍者だったんだぞっ!」と教えられて、図書館へ向かい忍者の修行に関する本を読んで、筍から竹になるまで飛び越え続ける方法を試してみた。
お察しの通り、すぅんぐに。ムリ…。落ち込みながら父親に「僕には…才能がないみたいだ…」と伝えた。
父親「バカだな。お前。本当なわけないだろ?」僕は落ち込んでいる上に嘘だった事。調査することの大切さ…。
若い男性2「んー。これ下さい」
僕「ありがとうございます」
はっと、我に返り彼を見た。まだ俯き加減で。諦めて、楽しいを考えればいいのに。
若い女性「何時まで、何処見てんの?って。言うたろー思たのに…」
若い男性1「キャハハッ」
…そういう目線になってた。って後から気付いたけど…視界に入っているようで。入っていなかったんだけど…胸。
これは…逆に。言わせてあげてた方が良かったのか?良くなかったのか?変なループに入り込みそうになった。
都合上。うん。それは僕にとっての。良いタイミングで、常連さんが来てくれた。
常連さん「○ケモンの予約がなぁー?」
まったくもって。僕の興味はない所に、会話をしたかったみたいで。
僕「特典がーみたいな?あるじゃないっすか?そういう感じっすか?」
常連さん「特典には、興味ないんやけどな?予約できたらエエねん」
コアファンでは、ないんだなって理解して。
僕「お子さんのね?あれでね?」
常連さん「…」
お子さん経由の父親がはまってしまった。パターン。
僕「そっすか…」
青年が来てくれた。あの「お母さんの旦那決めるの俺やっ!!」な青年が。
青年「…サンドイッチは止めとくわ…」
僕「…そっか。そうすれば、良いと思うよ?」
これは…男同士の会話だからな?って圧。なんだけど…。僕は父親では無くなった…。
実際に、この子に対して父親らしい事してないのだから。「らしい事していない」と「心のぽっかり穴」。ってのもない。「青年の叫びたい」を浴びたんだなって理解して。
僕「実際の父親と仲直りしたんだ。良かったじゃん?」
青年「…」
俯きながら店舗を後にした。慣れてるけど…。だろうなぁーって。なりながら。これで良かったんだろう。
そういえば「結婚はしない」って人伝えに聞いている子がいて。「容姿も性格も良いのに何で?」な女性。
意味が分からない僕は、時折、自身も訪ねてみるけど。この内容になると返事が来ない。
「何だ。そういう事か」って、直接聞かせて貰える訳でもないのに。事実確認してもないのに。「そういう事か」に落とし込みをしようとした。
本人の希望かどうかも確かめず。距離を取る。併せて「今、楽しい」を伝えて貰っているような。
「あなたは私にとって、必要じゃないよ」も感じられ、今までの生活に変わり無いのに。
無くなったのが、今までも無かったんだよ?って認識の上塗りされているような、煙たさ。が僕にとって、必要だったのか、元々、要らなかったのか…。
「それも分かっているんだったらいいよ」「それを分かっていなくても要らない」に入り込もうと、してしまうのも…。どうだろうな?な部分で。躊躇した。
僕はすっかり、迷子になってしまって。僕以外の誰かに聞いてみよう。となった。
「誰に?」が頭の先の。髪の毛自体から枝毛の先。足の…爪の先にまで、及んでいて。
自身が寄り添って貰える訳でもないのに?寄り添って貰えるのかもしれない…。そういったのに…。すっかり甘えん坊だな。
僕は、やっぱり独りなんだ。って認識と理解を真にするべきだったんだ。自宅に戻る為に。車を走らせた。
歩道を歩く女性。スポーツウェアの。何処かしら面影があって。誰だろうそれは?
追い越した先にサイドミラーで顔を見ようとした。法廷速度で、走っているのに。確認出来る訳でもないのに。
その女性は、分かりやすく「うっふん」のポーズ。…同級生の娘さんだな。となって。
「親子でリアクションかわんねぇーもんだな。アハハッ」
歩く女性に向き合う訳ではなくって。面影に向き合っていたのに気付いた。そっか。僕は「意識」と「記憶」に向き合っているけど。実態は無いのに。
を驚いた。誰を追いかけているんだろう?理想の女性像?求められてもないのに。
助けて貰っているはずの、人達まで振り切ろうと。してしまっているのに。気付いて、感謝しようと。
すぐに、意識が追いかけて来て、「それ?なんになるんだ?」が追い付いてきて。
「いるわけ無いだろう?お前を愛してくれる女性なんて」
「だな。フフッ」って。誰かに返事して明日に備えて寝ることにした。
「ありがとう。Kechup 」