第5話
文字数 1,149文字
設営準備。先に出品内容の把握は、ちょっとした身内感。これも喜んじゃいけないんだろうなぁー。
出品しない僕には、関係無いのだけれど。
現場責任者「小千さん。棚組み立るの手伝ってあげて?」
僕「いいですよ?」
安い棚の組み立て。既に二人が作業にあたっていた。
若い男性「何か足りないと思うんですよね?」
若い女性「箱の中身は、これで全部ですか?」
相談している最中に来てしまった感もあって。話の途中からだからなぁー。悩む。美味しい所。いきなり持っていって嫌悪感。あるよなぁー。聞かなかった事にして。
僕「棚組み立るの手伝って。って言って貰ったので来ました。こちらから組み立てますね?」
作業を進める僕の背後に人の気配を感じながら。
「ドュドュ ドューン」
タイミング良くスマホが鳴った。何かを撃ち落とすような機械音。僕は振り向き。
僕「道具屋さんが、近付いたら鳴るシステムになっています。ニヒヒッ」
知り合いの道具屋さんが目の前にいた。驚いた顔。
僕「キャハハッ」
道具屋さん「責任者の方に。小千さん大丈夫か見てきてあげて?って言われて来たんですよ?」
僕「僕を馬鹿にしているんですか?フフフッ」
道具屋さんは責任者さんの方に帰っていった。驚いたままの表情で。
若い女性「棚の向きが分かりませんっ」
僕は一度、若い女性を見て笑顔なのを笑顔で返し。向き合わない姿勢にして左手でSの文字を書いた。これで分かるだろうと思って。
若い女性「木目の向きが分かりませんっ」
いやいやっ。分かっただろう?と僕が振り向くと笑顔で待っていてくれていて。しょうがないな。って。
僕「こうです。上から水が流れる様に。流れ落ちるように。ですよ?ご存知だとは思いますが」
再び手でS字を書きながら伝えた。ぁっ。分かった。って顔も可愛いいね。となった。
棚を組み立て続ける。大凡。知らない棚は無い。箱の中に不自然な部品が。出品者が一緒の山に他の部品が混ざっている。存在の違和感。
僕「あの棚の部品が異なる箱に入っていましたよ?」
若い男性「どれですか?」
僕「こちらですけどね?装いからして。素材も同じなのでね?繋げても違和感ないですね?」
若い男性「本当だ」
僕「責任者さんには伝えて下さい」
背後に人の気配を再び感じ、振り向くとさっきの道具屋さん。
道具屋さん「鳴らないじゃ無いですか?」
僕「何のことを、言ってるんですか?」
アハハハッとなって。棚を組み立てる。
道具屋さん「小千さん。これに足がないんですよ。どうしましょ?」
見てみると長方型や丸型。塗りがしてある。
僕「あぁー。これはね。花入を置く台ですよ」
道具屋さん「足がないんですよ?」
僕「アハハハッ。これはね。花台ですよ?足が無いのもあれば。あるのもあります試さないで下さいよ?」
お昼の時間になって、用意して貰ったお弁当を食べようっと。
出品しない僕には、関係無いのだけれど。
現場責任者「小千さん。棚組み立るの手伝ってあげて?」
僕「いいですよ?」
安い棚の組み立て。既に二人が作業にあたっていた。
若い男性「何か足りないと思うんですよね?」
若い女性「箱の中身は、これで全部ですか?」
相談している最中に来てしまった感もあって。話の途中からだからなぁー。悩む。美味しい所。いきなり持っていって嫌悪感。あるよなぁー。聞かなかった事にして。
僕「棚組み立るの手伝って。って言って貰ったので来ました。こちらから組み立てますね?」
作業を進める僕の背後に人の気配を感じながら。
「ドュドュ ドューン」
タイミング良くスマホが鳴った。何かを撃ち落とすような機械音。僕は振り向き。
僕「道具屋さんが、近付いたら鳴るシステムになっています。ニヒヒッ」
知り合いの道具屋さんが目の前にいた。驚いた顔。
僕「キャハハッ」
道具屋さん「責任者の方に。小千さん大丈夫か見てきてあげて?って言われて来たんですよ?」
僕「僕を馬鹿にしているんですか?フフフッ」
道具屋さんは責任者さんの方に帰っていった。驚いたままの表情で。
若い女性「棚の向きが分かりませんっ」
僕は一度、若い女性を見て笑顔なのを笑顔で返し。向き合わない姿勢にして左手でSの文字を書いた。これで分かるだろうと思って。
若い女性「木目の向きが分かりませんっ」
いやいやっ。分かっただろう?と僕が振り向くと笑顔で待っていてくれていて。しょうがないな。って。
僕「こうです。上から水が流れる様に。流れ落ちるように。ですよ?ご存知だとは思いますが」
再び手でS字を書きながら伝えた。ぁっ。分かった。って顔も可愛いいね。となった。
棚を組み立て続ける。大凡。知らない棚は無い。箱の中に不自然な部品が。出品者が一緒の山に他の部品が混ざっている。存在の違和感。
僕「あの棚の部品が異なる箱に入っていましたよ?」
若い男性「どれですか?」
僕「こちらですけどね?装いからして。素材も同じなのでね?繋げても違和感ないですね?」
若い男性「本当だ」
僕「責任者さんには伝えて下さい」
背後に人の気配を再び感じ、振り向くとさっきの道具屋さん。
道具屋さん「鳴らないじゃ無いですか?」
僕「何のことを、言ってるんですか?」
アハハハッとなって。棚を組み立てる。
道具屋さん「小千さん。これに足がないんですよ。どうしましょ?」
見てみると長方型や丸型。塗りがしてある。
僕「あぁー。これはね。花入を置く台ですよ」
道具屋さん「足がないんですよ?」
僕「アハハハッ。これはね。花台ですよ?足が無いのもあれば。あるのもあります試さないで下さいよ?」
お昼の時間になって、用意して貰ったお弁当を食べようっと。