第11話

文字数 592文字

鉄塔付きの橋。それは吊り橋。遠くから年上だろうな?って夫婦が。近付いて来る。既に言い争っていて。

マダム「男でも女でも、かっこええ人やわっ」
言い終わった後にマダムは俯いていて。旦那さんはその後に俯いていて。

僕は笑顔を見せながら髭を見せるように横を向く。

マダムは赤くなっていて。仲良い夫婦なんだなって。あぁー。なりたいもんだな?って。

アルバイトさん「いいのっ!」
僕「???」

アルバイトさん「それでいいのっ!!
意味不明だけどね?まったく。僕の落ち込んだ顔を見るアルバイトさんは、こっちで何とかするよ?も無視しちゃって。

僕「そのままでいいです」
アルバイトさん「フフフッ」

謎のアルバイトさんの笑みが、意味不明だけどね?僕を助けてくれる。

僕「そうですね…。ありがとうございます…」
アルバイトさん「好きな人じゃないですっ!!

意味不明を通り越して?知っているんじゃないのかな?

僕「まぁ。だろうね?」
アルバイトさん「フフフッ」

店員さん「キモい会話してんと?」
アルバイトさん「フフフッ。好きにしますっ!!

店員さんと僕「…」

僕「ち、違うよ?」
店員さん「好きにしといて下さい~?」

僕「ち、ちょっと?」
店員さん「知りませんけど?」

…おうちに帰りたい。彼氏、何人いるんだって店員さんをテンション低めの振り向き確認。

満面の笑顔で迎える姿勢が整っていて。流石だなー。ってなりながら。

…おうちに帰りたい感。増々。
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