第13話

文字数 521文字

ベンチで二人きりになった亜紀と湊ー―
(距離を取らせてもらおう……)
(なんか離れてるんだけど)
・・・
・・・
話すことが、ない!!!
……そういえば湊、スマホケース使ってる?
使ってるけど
あ、そう

(萌の顔がよみがえるな。あと声も?)

(回想)
それはさっき、萌が二人を残してどこかへ行くときのこと……
馬鹿野郎、萌!何で二人にするんだよっ
いいじゃな~い、私は二人に協力してあげてるのに何よ冷たいわぁ~
(「冷たい」を強調すんな)
それよりさっ、せっかくだから今告っちゃいなよ!」
はぁ!?
あっ、告らないと罰金三百五十八円だからね。いい?てことで私と太郎君はここで☆

がんばれ~!

そして今……
(うるさい奴だよ。いいよ、告白なんかしねー!三百五十八円がなんだ!それくらい惜しくねぇよ!)
あ、湊、私気分良くなった!(恐ろしく棒読み)
はぁ!?
てことでまたジェットコースター乗ろう!なんかここにいるのもつまんない!
そ……そうだな
あーっ、亜紀ちゃんじゃん!!
突然声が響き、亜紀は驚いて前を見た。
そこにはある人物が立っていた。
お、お前は……

突然現れた謎の人物!

その人物の正体は……!?

                                         次話へ続く……

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登場人物紹介

桜庭 亜紀(さくらば あき)です。私立ボルネーチ学園に通う高校二年生です。周りからはよくツンデレと言われますが、自分ではどこが?って感じです。幼なじみの湊には、よく分からない感情を抱いてます。初恋はまだです。そのほかは、読み進めて私のことを知ってくださいっ‼(喋るのが嫌いなだけ)

佐々木 湊(ささき みなと)です。私立ボルネーチ学園に通う高校二年生です。亜紀は絶対にツンデレですが、自分は多分違います。そもそも、ツンデレの意味が分かりません。それはおいておいて、幼なじみの亜紀は、何やらかすか分からないので目が離せません。読者の皆さんも、亜紀を温かい目で見守ってあげてください。

上条 萌(かみじょう もえ)でーす。亜紀ちゃんや湊くんと同じ学校に通ってる、高二の萌袖大好き女子でぇす。亜紀ちゃんも湊くんも、ツンデレ同士お似合いよねー。早く付き合っちゃえばいいのに、ツンデレも大変ねぇ。ちなみに私には彼氏いまーす。けど、彼氏よりは亜紀ちゃんの方が大切だな。そうそう、湊くんと亜紀ちゃん、友達が少ないんだけど、私はそんな数少ない友達の一人だから大事にしてね☆早く二人の恋が実ることを祈ってまーす。

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