第11話

文字数 444文字

四人は十分ほど並び、

ジェットコースターに乗る順番になった。

ジェットコースター♪
ペアは、私と太郎くん、亜希ちゃんと湊くんでいいよね?
嫌だけどしょーがないな
……なーっ。こっちから願い下げです!
だけどそうするしかないんじゃな〜い?
(スタッフ)お乗りください!
しょうがないけどそれでいいや!いいから乗ろう!
四人はそれぞれの席に座った。


ガチャンッ!!
拘束ベルトが、体を締め付ける。
のぼってる……っ
ぎぇぇぇ……怖いよぅ……
……なんか私も、怖くなって、きた、かも
ばーか。俺がいるだろ
なにかっこつけてんの!そーゆーコワイじゃないって!!
くるよ!
ガタンっ……ドドドドド!!!
えっ……ちょっ、速っ……


うわ!?

……うわっ
きゃーーーーーっ!
ぎゃああああああああああ!!!!!
がったん!ガラガラガラ……


ぎゃーーーっ!!!(ほかの客の声)

――乗り終えたあと
意外と怖かったぁ……
意外とじゃないよぉ!めっちゃ怖かったよぉぉ!!!
そんなに?……うーん、じゃあ平和なやつ乗ろうか
そうだね。コーヒーカップなんてどう?
賛成っ!!
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登場人物紹介

桜庭 亜紀(さくらば あき)です。私立ボルネーチ学園に通う高校二年生です。周りからはよくツンデレと言われますが、自分ではどこが?って感じです。幼なじみの湊には、よく分からない感情を抱いてます。初恋はまだです。そのほかは、読み進めて私のことを知ってくださいっ‼(喋るのが嫌いなだけ)

佐々木 湊(ささき みなと)です。私立ボルネーチ学園に通う高校二年生です。亜紀は絶対にツンデレですが、自分は多分違います。そもそも、ツンデレの意味が分かりません。それはおいておいて、幼なじみの亜紀は、何やらかすか分からないので目が離せません。読者の皆さんも、亜紀を温かい目で見守ってあげてください。

上条 萌(かみじょう もえ)でーす。亜紀ちゃんや湊くんと同じ学校に通ってる、高二の萌袖大好き女子でぇす。亜紀ちゃんも湊くんも、ツンデレ同士お似合いよねー。早く付き合っちゃえばいいのに、ツンデレも大変ねぇ。ちなみに私には彼氏いまーす。けど、彼氏よりは亜紀ちゃんの方が大切だな。そうそう、湊くんと亜紀ちゃん、友達が少ないんだけど、私はそんな数少ない友達の一人だから大事にしてね☆早く二人の恋が実ることを祈ってまーす。

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