14、バルセロナ、グエル邸
文字数 1,037文字
バルセロナに到着して、ホテルにチェックインした後はグエル邸に行きました。このグエル邸もバルセロナでどうしても行きたい場所だったので、バルセロナで最後に泊まるのは近くのホテルを選びました。作品集には下の写真から入ってください。
グエル邸の出口です。グエル邸もやっぱり入り口付近には列ができていましたが、予約をしてなくても入ることができました。
ルネサンスの貴族の館なら余が見ても感激するであろう。
よいセンスの建物だ。余のように中世の亡霊が見ても美しいと感じられる。この建物が作られたのは現代なのか?
いえ、100年以上前です。このグエル邸はガウディの初期の傑作と言われています。
そうか、教会や大聖堂と同じようにステンドグラスが使われているから、我々亡霊から見ても美しいと感じられるのか。
余の人生は戦いの連続でもあった。だが教会や貴族の館でもてなされた時、つかの間の安らぎを感じることができた。
私はこう見えて芸術にはうるさいのですよ。生きている時は芸術の復興には力を入れていました。その私の目から見てもこのステンドグラスは素晴らしいです。
なんだ、この不気味な物体は?これも同じ作者が作った物なのか?
はい、この屋上にガウディらしいオブジェがたくさんあります。
私はシチリアに住み、いろいろな時代、文化が混ざった建物をたくさん見てきた。だが、このような物体はなんのために作られたのか、美しいと言っていいのか、まったくわからない。人間の想像を超えている。
ニコラさん、あんまり難しいことを言わないで、けっこうおもしろいですよ。
若者はこれだから困る。想像を超えた物体からはどんな邪悪なものが飛び出すか想像もできない。うかつに近寄ってはならない。
大丈夫です。ただのオブジェなので動いたりはしませんし、中に何も入ってはいません。
豪邸にわけのわからないものを作って価値を下げるとは・・・現代人はよくわからない。
遠くには大聖堂も見えます。グエル邸は亡霊の方々には中はよくても屋上のオブジェが気に入らないようですが、私はガウディらしい建築物を見ることができて大満足でした。
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