11、ミゲル・セルベートの家(1)

文字数 957文字

いよいよミゲル・セルベートの生まれた家、カサ・ナタルへ行く日になりました。10月27日、彼の命日です。作品集には下の写真から入ってください。
ミゲル・セルベートの生まれた家、カサ・ナタルの入り口の写真です。
モンソンから彼の生まれた家ヴィジャヌエヴァ・デ・シヘナへは車で40分くらいです。公共の交通機関ではすごく遠回りになって時間もかかるので前日にタクシーを予約しました。
近くの教会の前に彫像があります。
この彫像の写真はエッセイの表紙でも使っています。
入り口を入ってすぐの写真です。ちょうどその日はミゲル・セルベートの命日で記念式典があり、関係者以外は立ち入り禁止と言われましたが、人込みに混ざって中に入りました。
床の写真です。床には油の入った壺を入れるための大きな穴がありました。貴族というよりも豪農という感じの家です。
書斎のような小さな部屋もありました。
売店で本などを購入しました。この時買ったのが『ミゲル・セルベート、ルネサンスの頂点』です。
しばらく入り口付近でウロウロしていたのですが、1人のおじいさんに手招きされて2階にも行ってみました。2階には実験器具や薬瓶などがたくさん展示されていました。
おおー!すばらしい。ルネサンス期にはこのような道具が使われていたのか。
ニコラさんは医者として本格的に勉強をしたわけではないけど、薬草や治療法には詳しい人でした。
修道院では医学の知識が伝えられてきた。このような部屋を見るとワクワクする。
私のいる病院にもこのような部屋があり、薬草を集めていた。
僕はニコラス先生から薬草の種類や使い方について習いました。
このようなコーナーもありました。
ああ、この古い感じがたまらない。このような場所になら何時間でもいられる。
当時の道具がいろいろあります。
ああ、うらやましい。私の時代はまだガラス製品は高価で貴重な物だった。
そしてこのパネルがミゲル・セルベートの最大の発見ともいえる血液の肺循環説について、『キリスト教の復興』からの抜粋がスペイン語で書かれていました。実はこの部分、ちょうど前日の夜に最初に購入した伝記でそのあたりを読んでいたので、スペイン語は完璧にはわからなくても内容はわかって感激しました。
この後、記念式典が始まって一緒に話を聞くのですが、長くなるので2回に分けます。
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