21、モンジュイックからの景色

文字数 888文字

バルセロナに到着した翌日は現地発の1日観光ツアーに参加しました。1日でモンジュイック、サグラダファミリア、グエル公園、カサ・バトリョを訪れる盛りだくさんのツアーです。作品集には下の写真から入ってください。
ツアーの集合場所に指定されていた凱旋門です。ものすごく大きくて立派です。
立派な門ではないか。余はこういう彫刻を見るとワクワクする。
あの、亡霊の方々は自分が生きた時代よりもずっと後に作られたものや景色はよく見えないのではないですか?
それは現代人とコンタクトを取るようになってすぐのことだ。毎日いろいろな画像を見て知識を蓄えている間に、新しい時代のものもよく見えるようになってきた。
ツアーではまずは観光バスに乗ってモンジュイックに向かいます。正直モンジュイック城は小説『風の影』シリーズでの印象が強過ぎて(内戦や独裁政権の時は牢獄や処刑場になっていた)怖いイメージだったのですが、ツアーは展望台から景色を眺めるだけでモンジュイック城の近くには行きませんでした。
海の方の景色です。
アラゴンは海のない国であったが、余の娘ペトロニーラがバルセロナ伯と結婚したことによりバルセロナとの連合王国となり栄えた。
バルセロナ朝アラゴンは約250年間続きましたが、私の弟マルティン1世の代で後継者がいなくなり、トラスタマラ家のフェルナンド1世がアラゴン王に選ばれました。
これはバルセロナの市街の方の写真です。
バルセロナ伯の国はここまで発展したのか。余が娘婿にバルセロナ伯を選んだのは間違いではなかった。
サグラダファミリアもよく見えました。
同じくサグラダファミリアが見える写真です。同じような写真を何枚も撮っています。
海の方の景色です。
このあたりの建物は新しい時代に作られたものですね。
やっぱりサグラダ・ファミリアが見える景色です。
余はバルセロナの大聖堂でも十分に大きくて豪華で感銘を受けたが、なぜ現代人はサグラダ・ファミリアとかいう新しい時代の教会にそんなに夢中になるのだ?
この後ツアーでサグラダ・ファミリアに行って写真もたくさん撮ってあるので、次回からサグラダ・ファミリアの写真を紹介します。
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