8、ウエスカの大聖堂と公園
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それからホテルに戻ってチェックインをして、翌日のモンソンへの行き方をホテルの人に聞きました。サラゴサ、ウエスカ、モンソン、リェイダとまわる長距離バスが1日に何本かあって、駅の隣にバスターミナルもありチケットも駅の中で買えると教えてもらいました。
ウエスカは小さな街で、ホテルから旧市街にある修道院や大聖堂、そして駅も歩いて行ける距離にありました。最初に翌日のバスチケットを買い、その後、駅の2階にあるレストランに入りました。ランチコースが12ユーロでした。
訪れた時は知らなかったのですが、スペインで購入した本によると、ウエスカの公園も最初は別の人の名前がつけられる予定だったのが、1976年にミゲル・セルベート公園と名前が正式に決まり、同じころ銅像も作られました。
でも最初は公園の掃除もきちんとされていなくて、銅像に落書きがされるということもありました。本の著者やその他の研究者はウエスカに来た時に公園の状況を見て怒り、役場に文句を言ってきちんと管理することを約束させたそうです。
それから旧市街に戻り、ウエスカの博物館に入ろうとしましたが、閉館の15分前(5時閉館)で中に入ることはできませんでした。その博物館には後の時代の画家が描いた『ウエスカの鐘』の絵も展示されていたので、見ることができなくて残念でした。