18、カサ・ミラとデモ
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いいえ、カサ・ミラは集合住宅、アパートとして作られました。バルセロナ中心のよい場所にある超高級アパートです。2回目のスペイン旅行、バルセロナの最初の2日間はカサ・ミラ近くのホテルに泊まりました。周りは高級ホテルや高級レストラン、ブティックなどが並んでいます。
現代のデモは反乱や暴動ほど激しくはありません。でも大規模なデモになると暴力的にもなり、空港が封鎖されました。旅行に行く前にそのようなことがあったので、本当に心配しましたが、私が行った時はもう落ち着いて空港も静かで、たくさんの日本人観光客がいました。
空港が静かで安心したのですが、到着した日の午後、夕方近くにカサ・ミラの近くでデモが行われていました。ホテルから歩いてカサ・ミラに行こうとしたところ、30人ぐらいの人が集まって旗を振ったりしていました。カサ・ミラ付近は道路も歩道もかなり広いので、少し離れて通り過ぎましたが、デモは夜までやっていました。
私の死後ですが、カスペの妥協でカスティーリャ王子が王に選ばれてからアラゴンは変わってしまいました。それまではアラゴンとカタルーニャ、そしてバレンシアは王は1人でもそれぞれ別の議会を持つ連合王国、それぞれが別の国として発展してきました。でもカスペの妥協以後はそうではなかったようです。
当時の様子を再現した部屋もありました。家族が生活する食堂やリビングルーム、ベッドルームなどの他に子供部屋のすぐ隣にはお手伝いさんが住むための部屋もあって驚きました。お手伝いさんを雇えるくらいお金持ちの人を対象にしたアパートのようです。