『悪魔のごはん』
文字数 2,262文字
さて、そんな悪魔的道化師の忠告にかまわず、
ともあれ、ツァラ殿の空腹は不意に襲ってくるらしいな。
いつも考え事をしていて食事を忘れてしまうタイプなのだろう。
そういえば、兄もそんなタイプだったなぁ」
さて、健康に気を付けているかどうか、かなり不明なツァラトゥストラと、もう健康どころか命すら失ってしまった背負われの屍は無事食事にありつけるのか。
そして何より、冒頭の悪魔の予言は成就されてしまうのだろうか。
ツァラトゥストラの余命やいかに。
このあたりは、また、次回のお楽しみとさせていただこう。