第126話

文字数 290文字

宗教的なことなんか言いたくない。
哲学も糞くらえだ。思想も! 精神も!
そんなこたぁどうだっていいんだ。

人として生きる道がある。
その道に沿って生きること。
沿う、というより添う、だ…
自己と思ってる自己── こんなもん、ないんだが、こいつを添わせる…その道に、ってことだ。
できるんだよ、これは。

真、真理… どうだっていいんだ、でもそいつはある。
こっちにはない、そっちにあるんだ。
あっちでもいい… こっちにはないことは確かだ。
だってこっちは自己だからね。

だから添える、添うことができるんだ…

それが、こんな文面で言えば、「私の生き方」になる。
私なんて、ないんだけど。そこは言葉だ、許してやれ!
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み