6-6.好き?嫌い?
文字数 956文字
沖津は美羽の捕らえられている制御ルームに走る。
制御ルームはすぐそこだ。
「社長、き・・・鬼頭まで奴にやられました!
もう無理です!
一旦ここを離れましょう!」
神野清美は怒りと悔しさで顔を真っ赤にしつつ、もう沖津を止めるための打つ手がなくなった事を認めざるを得なかった。一刻も早くこの場から逃れるため、脇川に抱えられながら、屋上のヘリポートへと続く非常用脱出エレベーターに乗った。
沖津が制御ルームに辿り着くと非常用脱出エレベーターはちょうど閉まり、神野清美と脇川を乗せて屋上のヘリポートへと昇っていった。
ゴゴゴゴゴと、轟音が工場全体から響き、制御ルームの床が振動した。
沖津は、全裸の状態で両手を吊り上げられた、あられも無い姿の美羽を発見した。
美羽は、頬を赤くして、はにかみながら沖津を迎えた。 沖津は美羽の両手首を縛る縄をナイフで斬り解き、美羽の身体を自由にした。
美羽は両腕で乳房を隠すと、恥じらいで頬を赤らめたまま沖津に寄りかかる。
チュインチュインと制御ルームの開いたドアから銃弾が入った。
「美羽!
その非常用脱出エレベーターのボタンを押してくれ!」
制御ルームのドア入り口の壁に背をつけて沖津が美羽に指示する。沖津は、時折ドア入り口から外にいる残党の戦闘員に向かって銃弾を放った。
「ようやく会えたのに、連れないね」
美羽は沖津にもたれかかる。 沖津は無視して外の残党の戦闘員と交戦する。
「え・・・えっちしたい気分って・・・こ、こんな感じなんだ・・・」
沖津は美羽を一瞥したが銃撃戦を繰り返し続ける。 美羽が胸の高鳴りを抑える。
「な・・・なんか、身体が熱くなって、すごくドキドキして・・・」
「はやく押してくれ!エレベーターのボタン!」
美羽は沖津の左腕を掴む。
「ねぇ、試験問題なんだけど・・・私のこと、好き?嫌い?どっち?」
チュインチュインと銃弾が飛び交う音がする。
少し考えた後、沖津は美羽を振り向き、美羽の目を見る。美羽も沖津の目を見つめ返す。
2人はしばらくの間見つめ合うと、沖津は左腕で全裸の美羽を抱き上げ、美羽は背伸びして両腕を沖津の首に回し、2人は長い間熱い口づけを交わした。
相変わらず2人の周りには銃弾が飛び交っていた。
制御ルームはすぐそこだ。
「社長、き・・・鬼頭まで奴にやられました!
もう無理です!
一旦ここを離れましょう!」
神野清美は怒りと悔しさで顔を真っ赤にしつつ、もう沖津を止めるための打つ手がなくなった事を認めざるを得なかった。一刻も早くこの場から逃れるため、脇川に抱えられながら、屋上のヘリポートへと続く非常用脱出エレベーターに乗った。
沖津が制御ルームに辿り着くと非常用脱出エレベーターはちょうど閉まり、神野清美と脇川を乗せて屋上のヘリポートへと昇っていった。
ゴゴゴゴゴと、轟音が工場全体から響き、制御ルームの床が振動した。
沖津は、全裸の状態で両手を吊り上げられた、あられも無い姿の美羽を発見した。
美羽は、頬を赤くして、はにかみながら沖津を迎えた。 沖津は美羽の両手首を縛る縄をナイフで斬り解き、美羽の身体を自由にした。
美羽は両腕で乳房を隠すと、恥じらいで頬を赤らめたまま沖津に寄りかかる。
チュインチュインと制御ルームの開いたドアから銃弾が入った。
「美羽!
その非常用脱出エレベーターのボタンを押してくれ!」
制御ルームのドア入り口の壁に背をつけて沖津が美羽に指示する。沖津は、時折ドア入り口から外にいる残党の戦闘員に向かって銃弾を放った。
「ようやく会えたのに、連れないね」
美羽は沖津にもたれかかる。 沖津は無視して外の残党の戦闘員と交戦する。
「え・・・えっちしたい気分って・・・こ、こんな感じなんだ・・・」
沖津は美羽を一瞥したが銃撃戦を繰り返し続ける。 美羽が胸の高鳴りを抑える。
「な・・・なんか、身体が熱くなって、すごくドキドキして・・・」
「はやく押してくれ!エレベーターのボタン!」
美羽は沖津の左腕を掴む。
「ねぇ、試験問題なんだけど・・・私のこと、好き?嫌い?どっち?」
チュインチュインと銃弾が飛び交う音がする。
少し考えた後、沖津は美羽を振り向き、美羽の目を見る。美羽も沖津の目を見つめ返す。
2人はしばらくの間見つめ合うと、沖津は左腕で全裸の美羽を抱き上げ、美羽は背伸びして両腕を沖津の首に回し、2人は長い間熱い口づけを交わした。
相変わらず2人の周りには銃弾が飛び交っていた。