2-2.黒髪女性
文字数 1,032文字
しばらくタクシーが進むと、黒髪女性は美羽に話しかけた。
「まず初めに、貴女が【知らない】と答える度に、着ているものを一枚づつ破っていくわ。彼から受け取ったものはどこにある?」
黒髪女性は美羽に尋ねた。
「・・・は?」
「彼から受け取ったものはどこ?」
語りかけながら黒髪女性は美羽の来ているデニムのショートパンツのボタンを外し、チャックを下げた。
「な・・・なんのことですか?知りません」
すると黒髪女性は、ショートパンツを一気に脱がした。
「な・・・なにを!」
「質問を変えよっか。沖津はとても危険な男よ。彼から何か伝言を受けってない?例えば、どこで何時に会おうとか、連絡先を渡されたりとか」
黒髪女性はあらわになった美羽のショーツのウエストゴムから片刃のナイフを無造作に侵入させ、左の足ぐりから出した。
この女もかなり危険なことは明白であった。
「し・・・ししし・・・知りません。本当に、私は何も・・・」
黒髪女性がナイフでショーツを引き裂くと、美羽の無毛の股間があらわになった。
「そう。だけど、もしこれ以上【知らない】という言葉を使うなら、私は貴女の性器や肛門の中に、これ突っ込んで全部調べ尽くさないといけないのよね」
と言ってナイフを美羽の露わになった股間のすぐ前の座席シートに突き刺した。
ビクッと身体が震えて、美羽の頭の中は真っ白になった。
「はあっ、はあっ、はあっ、、、」
美羽は顔面蒼白になって過呼吸で苦しくなってきた。そんな美羽を黒髪女性は冷静に観察していた。
タクシーは知らない道を進み続ける。
歩道橋の下を通過したとき、 ドンッ! と大きな音がしてタクシーの天井に何かが落ちた。
「なんだ?」
黒髪女性が咄嗟に拳銃を構え上を向く。
バカンとすごい音がすると、運転手席の窓が突然割れた。運転手はハンドルを大きく回しタクシーは右に左に蛇行した。
顔面蒼白の美羽は、タクシーの激しい揺れに合わせて上半身を右に左にぐらぐらと身体を揺らした。
「ちゃんと運転しなさい!」
「す・・・すみません!」
黒髪女性は運転手を怒鳴り付けると、天井にパンッパンッと二発銃弾を打ち込んだ。 タクシーは大きく曲がり美羽はタクシーの揺れで後部座席のまどにしたたかに頭をぶつけた。 ぶつけた窓を見ると窓の外から突然沖津の頭が逆さまになってこちらを見た。
「やあ、すごい格好してるね」
といって沖津は美羽に手を振った。
「まず初めに、貴女が【知らない】と答える度に、着ているものを一枚づつ破っていくわ。彼から受け取ったものはどこにある?」
黒髪女性は美羽に尋ねた。
「・・・は?」
「彼から受け取ったものはどこ?」
語りかけながら黒髪女性は美羽の来ているデニムのショートパンツのボタンを外し、チャックを下げた。
「な・・・なんのことですか?知りません」
すると黒髪女性は、ショートパンツを一気に脱がした。
「な・・・なにを!」
「質問を変えよっか。沖津はとても危険な男よ。彼から何か伝言を受けってない?例えば、どこで何時に会おうとか、連絡先を渡されたりとか」
黒髪女性はあらわになった美羽のショーツのウエストゴムから片刃のナイフを無造作に侵入させ、左の足ぐりから出した。
この女もかなり危険なことは明白であった。
「し・・・ししし・・・知りません。本当に、私は何も・・・」
黒髪女性がナイフでショーツを引き裂くと、美羽の無毛の股間があらわになった。
「そう。だけど、もしこれ以上【知らない】という言葉を使うなら、私は貴女の性器や肛門の中に、これ突っ込んで全部調べ尽くさないといけないのよね」
と言ってナイフを美羽の露わになった股間のすぐ前の座席シートに突き刺した。
ビクッと身体が震えて、美羽の頭の中は真っ白になった。
「はあっ、はあっ、はあっ、、、」
美羽は顔面蒼白になって過呼吸で苦しくなってきた。そんな美羽を黒髪女性は冷静に観察していた。
タクシーは知らない道を進み続ける。
歩道橋の下を通過したとき、 ドンッ! と大きな音がしてタクシーの天井に何かが落ちた。
「なんだ?」
黒髪女性が咄嗟に拳銃を構え上を向く。
バカンとすごい音がすると、運転手席の窓が突然割れた。運転手はハンドルを大きく回しタクシーは右に左に蛇行した。
顔面蒼白の美羽は、タクシーの激しい揺れに合わせて上半身を右に左にぐらぐらと身体を揺らした。
「ちゃんと運転しなさい!」
「す・・・すみません!」
黒髪女性は運転手を怒鳴り付けると、天井にパンッパンッと二発銃弾を打ち込んだ。 タクシーは大きく曲がり美羽はタクシーの揺れで後部座席のまどにしたたかに頭をぶつけた。 ぶつけた窓を見ると窓の外から突然沖津の頭が逆さまになってこちらを見た。
「やあ、すごい格好してるね」
といって沖津は美羽に手を振った。