第131話 マンさん談「わざわざ強い相手と闘りませんよ

文字数 513文字

20年ほど前には「ハブvsマングース」の戦いを見ましたが
なかなか衝撃的でした
沖縄サミットを境に
マングースに見立てた風船をハブが襲う様に変わったようですが
ハブが標的の温度に反応して飛びかかる姿は
「うっかり草むらにはいるのはヤメよう」と思うのには十分な効果でした

そもそも「なんで沖縄にマングースがいるの?」
なんて疑問も湧きますが、確かに元々生息していたのではなくて
わざわざ人間様が
”ハブ退治に効果的だ”と考え野に放ったようです

ところが
マングースさんからすれば
「いや、おいら活動するの昼間やし」
「あんな奴を相手にせんでも飛ばない鳥とかおるし」
「フルーツもでっかい虫もおるし、おいら雑食やで」
「わざわざ強い相手と闘りませんよ、危ないしぃ」

もっともなご意見ですね
かくして、沖縄のハブは減少することなく
ヤンバルクイナは危機に陥ったようですね
まぁ原因の一端でしょうが、考えた人「残念!」

ハブvsマングース・・・実は一番記憶に残っているのは
飛びかかる映像ではなくて、その施設でも売られていた
”ハブの粉”でした
「元気になるよー」とか言われて
「じゃあたくさん入れて!」手に盛られた試食の粉
天然100%のハブがお口いっぱいに拡がるオイシサ
「残念!」
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