第12話 斎場御嶽を神域と感じないのは勿体無い

文字数 620文字

YouTubeで見た霊能者の方は

」と話していたけど
20年ぶりに行った斎場御嶽は
清らかで世俗的でない空気に包まれている。

周囲が静かなうちだけ感じる”清逸”

日本人も外国人も次々と観光客が訪れて
「あれが久高島かぁ」なんて、大騒ぎされると
神様でなくても、喧騒から逃れたくなる。

以前は、中までお参りできた三庫理(さんぐーい)は

」のために
かなり手前まで柵がしてあった。

「神域保護を兼ねる」と思えば、やむを得ない。

心惹かれたのは寄満(ゆいんち)で
ちょうど人波が途絶え、心安らかにお参りでき
神域を見上げると蝶が舞っていた。

ものの1分もすれば、遠くに数人の人影が見える
と、蝶は遠くへ離れて行ってしまった。

潮時だと、一礼してソコを離れた。

今後行かれる方の参考にオススメします。
・チケット売り場隣の「がんじゅう駅・南城」でビデオを先に見てください。
・財布に余裕があればガイドさんをお願いしましょう。
がんじゅう駅のビデオは
琉球王朝の政治と宗教の関係をわかり易く教えてくれますし
御嶽内の六つの神域を歌に乗せて伝えてくれます。

聖域で守るマナーは当然の事として
”神域であること”を、意識した上でお参りしないと
大庫理(うふぐーい)の厳かな空間も感じられず
二つの壺の聖水の意味もわからず
一時代の国家の中枢であったことを感じないのは
勿体無いと思います。

※HPを見ていなかったので、神様にお尻を向けて撮影してしまいました。
 関係者の方々、失礼しました。
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